2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧
前に書いた記事。 kirishimaloda6915.hatenablog.com 『帝都物語』(荒俣宏)についてさらに言うと、この小説には「鳴滝」という人物が居るが、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2。以下『超力兵団』)に出てくる人物「鳴海」は…
以前の記事。 kirishimaloda6915.hatenablog.com この中で、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)で、「日本(「大日本帝国(国体)」)を救うということは、植民地にされている韓国などを苦しめることになる」といったことを書い…
1931年というと、史実では「満州事変」(「柳条湖事件」がきっかけとなる)が起こった年であるが、同じ年を舞台とした『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2)の世界ではまだ起こっていないと考えられる…(このゲームでは「大正20…
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の、第七話の問題については、本家「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」シリーズで詳しく解説しているのだが、さらに言うとやはり一番問題なのは、「『誰でも手に取れる青少年向…
最近また本家ブログ用に、いわゆる「歴史戦」、「歴史修正(改竄)主義」に関する本を何冊か読んでいるのだけど、何となく思うのは、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』に出てくる「超國家機関ヤタガラス」が、もし戦後も生き残ったとしたら、きっと…
多分、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の製作者は、「大日本帝国時代は、悪い時代じゃなかったことにしたい、強い日本だったということにしたい、日本は何も悪いことはしてなかったと思いたい」という願望があるのではないかと思う。だから、「こ…
靖国神社に関しては以前も書いているが…。 kirishimaloda6915.hatenablog.com もう少し考えてみる。 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2)に出てくる右翼組織「超國家機関ヤタガラス」が、戦後も生き残っていたとすると、きっと…
昨日の記事。 kirishimaloda6915.hatenablog.com 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)について語るのは、どうも「心に刺さった棘を引き抜くような、かなり嫌な感じがする」と書いたのだが、その原因は第七話のことだけではなく、…
ずっと前から不思議だと思っているのは、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』を語ろうとするたび、何か「とてもおぞましいものを思い出している」とか、「心に突き刺さった棘を引き抜くような感じがする」などと思うことである。他のメガテンだったら…
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2。以下『超力兵団』)の元ネタの一つとしては『帝都物語』(荒俣宏著)もあげられるのだが、私も一応全巻読み通したことはある(現在また読み直し中。初版の新書版と、映画化後の文庫版が混在…
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)で、どうしても気になるのは、いわゆる日本の古き良き「刑事ドラマ」的な、「熱血」展開・セリフが妙に多いということだったりする(テーマが「パッション(情熱)」というのは、そういうこと…
『女王蜂』(横溝正史)については以前も書いたが…。『女王蜂』には非常に強い思い入れがある。有名な『八つ墓村』、『犬神家の一族』などよりもずっと。 kirishimaloda6915.hatenablog.com 私が『女王蜂』を読む時は、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵…
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2。以下『超力兵団』)と、続編の『デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王』(プレイステーション2。以下『アバドン王』)とでは、明らかに雰囲気が違いすぎる、ということについて書いてみ…
以前の記事。 kirishimaloda6915.hatenablog.com いずれは「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」シリーズで書きたいテーマとして、「靖国神社」を取り上げることも考えている。 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2…
「神武天皇陵」とは、「神武天皇の墓」と言われているが、神武天皇自体が「神話上の人物」に過ぎないと考えられるので、「墓」など存在するわけがない。あれは、あくまでも「形式的に、神武天皇の墓だってことにしよう」ということで作られたのかも知れない…
こんな記事がある。 mainichi.jp 古代からある「亀卜占い」を、今でも行なっているのは、もはや時代錯誤という気もしなくはない。 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の世界でも、きっと行なわれているのだろう(劇中のイベントに出てくるわけではな…
こんな記事がある。「皇室に親しみ」か…。 www.asahi.com しかし、どんなに世論調査で「日本に住む人の多くは、皇室・天皇に親しみがある」と出てきたとしても、それが「日本に住む全ての人の民意」ではない、ということは忘れるべきではない。皇室・天皇・…
以前の記事。 kirishimaloda6915.hatenablog.com 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2)のプロローグタイトルに「襲名の儀」とあるが、これは「天皇家の儀式」を元にしたものだろう、ということを書いた。 続編である『デビルサ…
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の製作者の中には、いわゆる「日本軍好きのミリオタ」が居るのは確実だろう。そうでなければ、戦艦のボスやムービーなど入れようとは思わないだろうから。 それ自体は別にいいのだが、このゲームは『メガテン』であ…
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』のラスボスの一体は、「巨大ロボに変身する戦艦」であるわけだが、どう考えてもこの手の「変形ロボットものアニメや特撮映画などが好きな人が作っているのだろう」としか考えられない。さらに『機動戦士ガンダム』…
かつての『真・女神転生』などでは、合体でしか出てこなかった悪魔も、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』では分類が異なるので、通常のダンジョンに敵として出現する場合がある。「パールヴァティ」などもそうだ。 『真・女神転生』などに慣れた状態…
ちょっと気になる記事があった。 mainichi.jp 報道で「皇室の先祖・アマテラス」などと言うのは、不適切なのは間違いない。そりゃ批判もされるわけだ。 それで思い出したのだが、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)でも、本編で…
「昭和天皇は、国民を救うために『聖断』を下して、戦争を終結させた」というような話があるが、これは恐らく「天皇を罷免するための捏造」と考えられる(右派などは今でもこの「聖断神話」を真実だと思っているのだろうが)。実際は、国民よりも「国体保持…
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』に登場する組織「超國家機関ヤタガラス」の「天皇観」は、天皇好きの右翼や、右派の歴史修正(改竄)主義者たちと同じように「明治天皇から昭和天皇までは、軍の大元帥ではあったが、戦争は好まない平和主義者だっ…
本家「ろーだいありー」のシリーズ記事「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」シリーズで何度か書いていることだが、もう少し検証してみたい。 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2)のシナリオは、表向きは「天津神…
スーファミの『真・女神転生2』では「オートリカバー」(自動HP回復機能)があり(元ネタはスーファミ時代の『ドラゴンクエスト』シリーズにある「まんたん」などの機能と思われるが)、PS版(初期型はバグが多い)でももちろんある。意外とこれが便利なので…
今後、「女性天皇」が誕生することはあり得るのだろうか。多分、無さそうな気がする。右翼的・保守的な者たちが日本を支配している限りは…。 私は、「女性天皇」の是非についてのスタンスは一切示さないことにしている。この記事もそれがテーマではない。 今…
天皇家に伝わる「三種の神器」とは、「鏡・勾玉・剣」のこととされる。「神話の時代から伝わった物」と言われるが、それはあくまでもフィクションであろう。それっぽく思わせるために、近代になってから、人為的に作られたものだと思う。 このうち「剣」は、…
現在の天皇は126代目とされているが、これは「実在しなかった天皇」(初代とされる「神武天皇」など、『古事記』・『日本書紀』にしか登場しない天皇)も含めてのものだ。実際は100代以下かも知れないと考えている。 しかし、『デビルサマナー葛葉ライドウ対…
昨日のテレビ番組を見ていて思ったが、「○○の儀」は、天皇家が行なう儀式によく使われるものである。そして『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』で、プロローグに当たる章に付けられたタイトル「十四代目葛葉ライドウ襲名の儀」も、この「天皇家の儀式…