悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

「ろーだいありー」にて連載中の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」の外伝ブログです。Google+のコミュニティ「ヤタガラスに抗う会」の後継ブログでもあります。

このゲームの歴史観について

自由主義史観は沖縄蔑視の歴史観だから…(終戦の日に因み…)

今日は終戦の日ということで、この話を。 たとえフィクションであろうとも、「自由主義史観」を取り入れて欲しくないと思う理由をさらにあげておくと、「沖縄蔑視の歴史観」でもあるからだ。 沖縄戦では「集団自決」をした住人が数多く居たというが、それは…

原爆の描写について(長崎原爆の日にちなみ…)

今日は「長崎原爆の日」であり、テレビでよく「原爆」についての話が放送される時期でもあるので、この話もしておこう。いずれは本家「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」で詳しくやるつもりである。 『デビルサマナー葛葉…

本家でやってる日本軍「慰安婦」問題に関する本のレビューに関して…

本家「ろーだいありー」では、日本軍「慰安婦」問題に関わる本のレビューをずっとしてきたのだが、これに関連してこちらでも少し書いてみよう。 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』で、遊郭を出すのは問題だとしているのは、以前も書いたようにこれが…

「日本はいつまで過去にこだわるのか」と思う外国人も居るのだろうけど…

世の中には色々な考えの人が居るのは事実である。日本軍「慰安婦」問題にせよ、日本がかつてやった「植民地支配」の問題にせよ、考えは色々であろう。まあそれはそれでいい(右派の歴史修正(改竄)主義はどうあっても良くないけど)。 ただちょっと気になる…

フィクションの歴史観を信じる人たちは確かに居るのだ…

以前の記事。 kirishimaloda6915.hatenablog.com この中で、「フィクションの歴史を鵜呑みにする大人はまず居ないだろう」といったことを書いたが、しかしよく考えると、賢明な大人でも「司馬遼太郎」の小説の歴史観(よく「司馬史観」と呼ばれる)が正しい…

「普通の人々」の歴史観でさえも…?

右派の歴史修正(改竄)主義にハマる人々、「嫌韓・嫌中」にハマる人々の歴史観・民族観が歪んでいるのは分かるが、しかし不安なのは、そういうものに特別に凝っているわけでもなく、右翼でもない「普通の人々」であっても、「この人の歴史観・民族観はちょ…

フィクションの歴史を鵜呑みにする人はまず居ないだろうけど…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の歴史観はあくまでフィクションだから、現実とフィクションの区別が付く賢明な人であれば、そのまま信じ込むことは無いだろう、というのは分かっている…(ただし、まだ区別の付きにくい子どもたちはどうだろう…?…

「支配者の視点からしか見ていない」のが問題だが、これは実は…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の、日本の歴史の描き方やメインシナリオで問題なのは、「強者・支配層(天皇家)の視点でしか物事を見ていない」ということだと思う。「民衆の視点がメイン」ではないのだ。天皇崇拝の「ヤタガラス」を味方として…

「日本は世界最古の国家」、というのは…

「日本は世界最古の国家」…、という説があるが、あくまで神話である『古事記』の時代も含めてのことだ。『古事記』で描かれていることが全て真実ではないので(『古事記』は天皇家に都合よく書かれた「歴史物語」であって、歴史本ではない。さらに日本を作っ…

自由主義史観の問題

以前の記事。 kirishimaloda6915.hatenablog.com 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の歴史観の中に、「自由主義史観」が取り入れられているのかどうかは分からないが(ただし、似たところは随分あると考えている)、ゲームであっても「自由主義史観…

「満州事変」が起こる直前の時代なのは何か意味があるのか?

1931年というと、史実では「満州事変」(「柳条湖事件」がきっかけとなる)が起こった年であるが、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の世界ではまだ起こっていないと考えられる…。ってことは、時代としては1931年の九月よりも前なのは確実だろう。 …

いわゆる「歴史戦」

最近また本家ブログ用に、いわゆる「歴史戦」、「歴史修正(改竄)主義」に関する本を何冊か読んでいるのだけど、何となく思うのは、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』に出てくる「超國家機関ヤタガラス」が、もし戦後も生き残ったとしたら、きっと…

「聖断」神話

「昭和天皇は、国民を救うために『聖断』を下して、戦争を終結させた」というような話があるが、これは恐らく「天皇を罷免するための捏造」と考えられる(右派などは今でもこの「聖断神話」を真実だと思っているのだろうが)。実際は、国民よりも「国体保持…

126代目の天皇と言うけれど…

現在の天皇は126代目とされているが、これは「実在しなかった天皇」(初代とされる「神武天皇」など、『古事記』・『日本書紀』にしか登場しない天皇)も含めてのものだ。実際は100代以下かも知れないと考えている。 しかし、『デビルサマナー葛葉ライドウ対…

「1931年が舞台だからいいのだ」とは言い難い…

以前書いた記事。 kirishimaloda6915.hatenablog.com これをもう少し掘り下げてみる。 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)は、1931年の日本を舞台としている。これ自体は別にいいのだが、問題なのは「このゲームが発売される時代…

戦争の責任…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の製作者は、「日本は戦争に巻き込まれただけで、戦争を自ら仕掛けてはいない」とでも思っているのか…、と感じられなくもない。あるいは、ゲームの中だけでも「日本は戦争の加害国ではない」ことにしたい、という願…

「八紘一宇」なんて出てこないにしても…

かつての日本では「八紘一宇」(はっこういちう)なんて言葉が使われていたが、要は「天皇の名の下に世界を統一する」などという意味であろう。侵略戦争の正当化のために使われたもの。 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』では、この言葉が出てくるよ…

「天皇家は万世一系」はフィクションに過ぎないが…

かつての日本では「天皇家は万世一系」などと謳われていたが、所詮はフィクションに過ぎないと考えられる(今でも右派などはこれを信じているのかも知れないが)。 だが、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)の世界だと、果たして…

第拾壱話は「日本スゴイ」アピールが狙いのような気がする…

いずれ本家「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」で詳しく書こうと思うテーマだが、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の第拾壱話についても、いくつか問題があると思っている。 そのうちのひとつは、この第拾壱話は…

「未来には行けるが過去へは行けない」理由は…?

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の最終ダンジョン・「アカラナ回廊」とは、いわば「タイムトンネル」のようなもので、未来を垣間見ることが出来るところであるのだが、不思議だと思うのは「1930年代より前の時代へは行けない」点である。 これは、…

「日本人は遥か昔より天皇に忠義を尽くした…」はフィクションなのだが…

本家「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」八回目で書いたが、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の第拾話に出てくる「アラハバキ」のセリフで、「遥か昔より、天津に逆らうものを討つために働いてきたデビルサマナ…

なぜ「自由主義史観」を取り入れてはならないのか、というと…

以前書いた記事。 kirishimaloda6915.hatenablog.com 『新しい歴史教科書』(扶桑社、2001年)などに使われている「自由主義史観」を、ゲームに取り入れてはいけない、という話をしたが、それについてもう少し掘り下げてみる。 そもそも「自由主義史観」とは…

「ゲームだからいい」とは必ずしも言えない

「『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の、歴史観はどこかおかしい…、皇国史観っぽいし、歴史修正(改竄)主義的なものも感じる…」といった話になると、「所詮ゲームだから、楽しければ歴史観など別にどうでもいいだろう」というような反応も当然ある…

天皇や天皇制の捉え方

前に書いた記事。 kirishimaloda6915.hatenablog.com もう少し掘り下げてみよう。 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の製作者(及び上層部と、ゲームの倫理を審査した人)は、「天皇や天皇制自体に戦争責任は無い、だからゲームで、天皇を護れという…

「関東大震災を無かったことにしようとした」教科書があった事実…

以前書いた記事だが…。 kirishimaloda6915.hatenablog.com 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)では、「関東大震災は無かったこと(その後に起きた「朝鮮人虐殺」を無かったことにするのが狙いか、と感じる)」にされている点を問…

紡績工場の実態は…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』に出てくる建物で「大道寺紡績工場」というものがある。これは、このゲームのヒロイン・伽耶の実家である「大道寺家」が作った工場のこと。 実際の戦前日本だと、このような工場で、低賃金で働かされる人の中には「…

「大逆事件」も、きっとあったのだろう…

「治安維持法」や「不敬罪」のあった大日本帝国時代の日本では、「大逆事件」と呼ばれる事件があった。天皇暗殺計画を立てたと疑われたアナキストたちが逮捕されたり、処刑されたりした事件。 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の日本でも、確実に存…

「改元」に絡んだ話…

近いうちに「平成」が終わる…ということで、ひとつ書いておこう。 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)は1931年が舞台であるが、史実なら元号は「昭和6年」である。だが、この『超力兵団』では「大正20年」となっている。つまり「…

大日本帝国が舞台のRPGが少ない理由

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)のような、「大日本帝国時代の日本」を舞台とするゲーム(ここでは、日本国内で発売された家庭用ゲーム機のソフトに限る)は、「戦争シミュレーションゲーム」、「歴史ゲーム」、「アドベンチ…

「関東大震災」は無かった、という歴史観の問題

これはいずれ本家「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」で深く掘り下げる予定のテーマである。 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)の日本では、「関東大震災」は起きていないと言われる。これに…