悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

「ろーだいありー」にて連載中の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」の外伝ブログです。

『戦後責任論』(高橋哲哉著)と、本館ブログの補足

さて、今日は本家「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」第八回目執筆に向けて読んでいる本を、もう一冊紹介しよう。

戦後責任論』(高橋哲哉著/講談社学術文庫)という本だが、「新しい歴史教科書をつくる会」批判、「自由主義史観」批判も含まれるので読んでみることにした。

しかし、読み始めてすぐ、ある箇所で「…この言葉(今は明かせないが、歴史修正主義者がよく言う。『戦後責任論』28ページを参照)は、この『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)の第拾話に出てくるものとそっくりだな…」と思い当たってしまい、苦悶することになった…。いや、とっくに分かってたけどね(他の本でも、似たような言葉はさんざん目にしてきたから…)。

他にも、この『超力兵団』のどこかで聞いたようなものも出てくるわけだ。

 

「ヤタガラスはなぜ怖ろしいのか?」第七回目で、「なぜこの『超力兵団』では、日本による韓国や台湾植民地支配にはほとんど触れていないのか」といったことを書いたけれど、その中で一人の軍人のセリフを紹介した。

曰く「我々の外国攻略の恩恵があるからこそ、貴様らの平穏があるのではないか?」と言うのだが、これは私が思うに、「われわれ軍人が韓国や台湾を侵略して日本の植民地にしたからこそ、一般人の貴様らは平穏に暮らせるのだ」っていう意味なんじゃなかろうか…、といったことを「ヤタガラスはなぜ怖ろしいのか?」第七回目で指摘している。

それで、このセリフにはさらに続きがあって、紹介しきれなかったのでここで書いておくと、「敬われこそすれ、煙たがられる筋合いは無いのだがな(後略)」である。

この言葉…、『戦後責任論』を読んでいて気付いたのだが(特に134ページを参照)、もしかすると、「日本は植民地でいいこともした」(「自由主義史観」の人たちなどがよく言う。実際は悪いことばかりしてたのだろうが)のだから、「敬われこそすれ、煙たがられる筋合いは無い…」というのが本当の意味だったりして…、と!

まさかこんな恐るべきことに気付くとはね!

では、本家「ろーだいありー」の、「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」第八回目をお楽しみに~、って、まだ更新日は先のことだろうけど…。

【参考文献】

・『戦後責任論』(高橋哲哉著/講談社学術文庫