『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)では、「筑土町」(拠点の町)にある「金王屋」から行ける「業魔殿」で、悪魔合体と「回復・治療」が出来るようになっているが、この「回復施設」を使う時は「HP」を先に(回復魔法「ディア」などで)回復しておいてから、「MP」のみを「施設で回復」してもらった方が安上がりである。これは、旧式の『メガテン』シリーズに登場する回復施設の名残り。今、Wiiのバーチャルコンソールでプレイ中の『旧約・女神転生』(スーパーファミコン)に収録の『デジタルデビルストーリー 女神転生』でもそうなっている。
なお、これは古典的ダンジョンRPG『ウィザードリィ』シリーズで、「先にHPだけ魔法で回復してから、馬小屋(タダで泊まれるがMPしか回復しない宿屋)に泊まる方が安上がり」というシステムのオマージュとも考えられる。
『超力兵団』の場合、ダンジョン内でも回復スポットはあるが、ここでの回復料金は一律で、いくらか高めになっている(話が進むごとに高くなっていく…)。