悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

「ろーだいありー」にて連載中の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」の外伝ブログです。Google+のコミュニティ「ヤタガラスに抗う会」の後継ブログでもあります。

『女王蜂』について

昨日『八つ墓村』(横溝正史著)に関する話をしたけど、そこで出てきた『女王蜂』についてもっと掘り下げよう。

デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)の元ネタのひとつが『女王蜂』だと思っているが、その理由について。

まず、『女王蜂』(横溝正史著/角川文庫)のあらすじを紹介する。

絶世の美女であり、令嬢の「大道寺智子」が、今まで住んでいた「月琴島」から、東京の「父(といっても血縁者ではない)・大道寺欣造」の屋敷に引き取られることになった。しかしその後、彼女と結婚しようと近寄ってきた男たちが次々と殺害され…。この事件に、探偵・金田一耕助が挑むことになる。

…だいたいこんな感じだが、まず注目すべきは「大道寺」である。そう、『超力兵団』に登場するヒロインの名は「大道寺伽耶(かや)」である! しかも「令嬢」というのも同じ。

智子の父(血縁はないが、そう名乗り出ている)・「大道寺欣造」は、『超力兵団』では「伽耶の父・猛(たけし)」か、「伽耶のおじ・清(きよし)」であろうか。猛はあまり出てこないが、清はよく出てくるので、清の方がそれっぽいかも。

他にも『女王蜂』には「九十九龍馬(つくもりゅうま)」なる人物が出てくるが、「九十九」といえば『超力兵団』に出てくる「九十九博士」が思い出される。ただし、この九十九龍馬という人物像自体は、『超力兵団』のラスプーチンを思わせるのだが。九十九龍馬のモデルが「実在の怪僧・ラスプーチン」である可能性もあるが(またはラスプーチンとよく似た日本の怪僧「道鏡」だろうか?)。

『女王蜂』には「風間俊六」という人物も出てくるが(他の「金田一シリーズ」にも登場する)、風間と聞いて思い出すのは、『超力兵団』に登場する「風間刑事」である。恐らくは「風間俊六」が元ネタであろうと考えている。

 

まとめてみると…。

  • 「鳴海」(『超力兵団』の主人公・ライドウの上司。探偵)→「金田一耕助」がモデルと考えられる(「明智小五郎」という説もある)。
  • 「大道寺伽耶」(ヒロイン)→「大道寺智子」がモデル。
  • 「九十九博士」(発明家のおじさん)→名前は「九十九龍馬」が由来と考えられる。
  • 「大道寺清、大道寺猛」(伽耶のおじ・父)→「大道寺欣造」がモデルと思われる。
  • 「風間刑事」(ライドウに協力してくれる刑事)→「風間俊六」が由来と思う。
  • ラスプーチン」(実在の怪僧がモデル)→性格的には「九十九龍馬」にそっくりである。