本家「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」でも取り上げているが、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』のシナリオで一番問題なのは、「主人公・ライドウが、『天皇制国家のせいで苦しめられている者』たちを救う」話ではないことだろう。基本的には、「天皇崇拝のヤタガラスの味方をして、天皇に逆らう者を倒す」話である。
私としては、「天皇制国家の圧政により苦しめられている弱者たちを救う主人公」の方が共感出来るし、このゲームの場合はそうあるべきだと考えるのだが、なぜその逆の者を主人公としたのか。これは、製作者側がそういう人間(つまり「右翼的」)だからなのか…、それとも単に「菊タブー」を恐れたからなのか…?
詳しくはこちらも参照のこと。