本家「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」シリーズでも度々書いているけれども、もう一度この『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』というゲームの何が問題か、ってことを考えてみる。
それはやはり、「もしかするとこのゲームって…、若者や子どもたちに、『日本は世界一素晴らしい国、日本人は素晴らしい民族』だと思わせて、自信を持たせたい人たち(「新しい歴史教科書をつくる会」の人たちみたいに)が作ったんじゃないか?」、と思ってしまうところが、もっとも問題なのだろう。そう、つまり「ナショナリズム的なものを強く感じる」(他の『メガテン』ではあまり感じられないのに…)ことがいちばん問題だと思うし、「若者には悪影響がある」とも思う。
「大日本帝国が舞台」だと、どうしてもナショナリズム色が強くなってしまうことは確かなのだが、この時代を選んだという時点で、やはり今でも一部で流行っている「日本スゴイ」を強調する狙いがあったのでは、と思ってしまう。
詳しくは以下の記事も参照。