悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』と続編及び『葛葉ライドウ』シリーズの復活を阻止したいと思うメガテニストが書くブログ。ただしライドウは尊いと思っているよ?

ヤタガラスは「国体原理主義団体」と呼ぶべきなのだろうか…

本家「ろーだいありー」で連載している、「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」シリーズでは、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)に出てくる組織「超國家機関ヤタガラス」は「天皇崇拝団体である」と書いているのだが、これに関してひとつ補足しておこう。

私は長いこと、「ヤタガラス」のことを「天皇崇拝団体」と呼んできたのだが、色々考えると、むしろ「国体原理主義(簡単に言うと、「国体=天皇制国家」を維持するため、国民は進んで自らを犠牲にしろ、という主義)団体」と呼ぶ方が相応しいのかも知れない。

単に「天皇を崇拝している」だけであれば、『超力兵団』第七話のような話は出てこないとも考えられる。「天皇を神として崇拝する」思想自体は、明治憲法や教育勅語などが現れる以前から、一部の者たちの間では存在したのだろうから。天皇よりは「国体」を守りたい組織だから、あのような話が出てくるのだ…、とも言える。

何にせよ、「歴史ゲーム」でもないのに、このような組織を味方にするようなものは、青少年向けには好ましくないと思うのは事実。ヤタガラスに敵対することも出来るのならともかく…。