悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」の外伝ブログです。主にPS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』のことを書いています。

「過去の日本を批判する」視点に欠けるのが問題だ…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2)のシナリオや世界観設定では、「日本の悪い過去に対する批判が足りない」点、「日本が起こした戦争に対する批判が足りない」点、「現代の目線よりも、過去の目線で日本の歴史を見ていると感じられる」点は問題だと思っている。

つまり、「大日本帝国時代の、天皇制国家で軍国主義だった日本の悪い点を、現代の目線で批判する」視点には欠けるのだ。むしろ「大日本帝国礼賛」のようにも感じられるし、戦争賛美、天皇制賛美のようにも見受けられる(第七話とかは特に…)。

これは、『新しい歴史教科書』(扶桑社)などの「右派好みの歴史本」に近いのでは、とも思う。「歴史を今の視点で裁こうとするな、その当時の人々(というよりは「当時の支配者」)の目線で描くべきだ」といった、過去への批判が無い歴史観で貫かれた歴史書・歴史教科書に…。このような歴史観は、若者には危険だと思う。たとえゲームであろうとも…。歴史教科書だったらもっと危険だけど。