「治安維持法」や「不敬罪」のあった大日本帝国時代の日本では、「大逆事件」と呼ばれる事件があった。天皇暗殺計画を立てたと疑われたアナキストたちが逮捕されたり、処刑されたりした事件。
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の日本でも、確実に存在したはずである。ゲーム上では描かれなくとも。
あったとすれば、処刑された人々は「天皇崇拝の権力団体・ヤタガラスの命令で殺された」ことになるのだ。そう考えれば、ヤタガラスがどれだけ怖ろしいものか分かるのではなかろうか。だからこそ、ゲーム上では描こうとしなかったのだろう。