『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』は、「15歳以上対象」(廉価版は「C」区分だが、内容は同じ)となっており、さらに「暴力シーンやグロテスクな描写が含まれます」と表記されている。
だが、私の感覚としては、「(当時の)18歳以上対象(現在では「D」区分、17歳以上対象)の方が相応しい気もする」のだけどね。流血描写が有害かどうかはさておき(私はどうも受け付けないのだけど)、「このゲームの歴史観とシナリオは、子どもたちに悪影響を与える(子どもや若者を右傾化させる)恐れがある」ということの方が問題であると考えているので(…っていうか、今の倫理基準では発禁…となった方が良いのかもしれないけど…)。
「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」シリーズでも述べたが、「暴力やグロテスクな表現が~」の表記だけでは足りないと思っている。「天皇崇拝のヤタガラスが味方として出てきます。苦手な方はご遠慮ください」とか、「反社会的勢力のメンバーが味方として出てきますが、反社会的勢力を擁護・賞賛するものではありません」とかの表記も入れるべきだろう。