今後、「女性天皇」が誕生することはあり得るのだろうか。多分、無さそうな気がする。右翼的・保守的な者たちが日本を支配している限りは…。
私は、「女性天皇」の是非についてのスタンスは一切示さないことにしている。この記事もそれがテーマではない。
今回のテーマは、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』に出てくる「超國家機関ヤタガラス」は、果たして「女性天皇」を認めるのか、ということである。
ヤタガラスは極右の天皇崇拝団体(または天皇原理主義団体)であると思っているので、そう考えてみれば「認めない」のではないか。そもそも天皇制とは「家父長制」の象徴であり(特に近現代においては)、それ故に「女性差別の象徴」とも言えるわけだから、その天皇制を支えるヤタガラスもまた「女性差別団体」であると考えていいだろう。だから「天皇家は男系が継ぐのが伝統であり(とはいえ、昔は女性天皇も居たのだから、女性天皇も認める方が「伝統」ではないのか?)女性が天皇になるなどあり得ない」と考えている可能性が高いと思う。