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kirishimaloda6915.hatenablog.com
この中で、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(以下『超力兵団』)で、「日本(「大日本帝国(国体)」)を救うということは、植民地にされている韓国などを苦しめることになる」といったことを書いた。これはまたいつか本家「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」で詳しくやりたいテーマではある。
その前にひとつ書いておくが、『超力兵団』で、「敵を倒して日本(「大日本帝国(国体)」)を救う」ということと、それ以外の「戦後の日本(「日本国」)を舞台としたゲーム(例えば、メガテン関連作だが『ペルソナ』シリーズなど)」で、「敵を倒して日本(「日本国」)を救う」というのとでは、全くといっていいほど意味が違うのだ。つまり、「戦前の大日本帝国(国体、即ち「天皇制国家」)」を救うのは、「支配者である天皇を助けること、天皇のやることを支持すること、大日本帝国により植民地支配されている国を救わないこと」である。そこが、「戦後の日本国を救う」というゲームとは異なるのだ。