悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』と続編及び『葛葉ライドウ』シリーズの復活を阻止したいと思うメガテニストが書くブログ。ただしライドウは尊いと思っているよ?

「遊郭」の問題点

いずれ本家「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」で深く掘り下げたいテーマは、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』の深川町にある「遊郭」である。

遊郭に未成年の主人公が入れる(遊女と話すだけだが)というのは、あまり好ましいとは言えない。さらに、遊郭・遊女の描き方も、ほぼ全て男目線なので(また、今時の風俗店のような描き方も実態とはそぐわないのかも知れない…)、ある意味では女性蔑視・女性差別的である。製作者としては「こういった世界で生きる女性のたくましさを表現した」と言うのかも知れないが、そうは思えない。ここに入り浸っている留学生が「遊郭と遊女さんってスゴーイデスネ!」みたいなことをよく言うのは(何だかテレビ番組のタイトルみたいになったが)、「日本スゴイ」を強調するため…、なのか?

他にも、ここに居る老人が「わしのような老人は引退して、いずれは君のような若者が遊郭を盛り立ててほしい」みたいなことを言うのも、「大人になったら、女を金で買うことを推奨している」ようなものなので、女性蔑視だし、青少年には良くないだろう。結局は、作り手も「女を金で買うことに対して後ろめたさが無い」のかも知れない。

また、これはもしかすると、日本軍「慰安婦」問題(一般的には「従軍『慰安婦』問題」と言われるが、ここではこう書く)とも関わってくるのかも…、とも思ったりする。これはいずれ本家でやろうと思う。