本家「ろーだいありー」では、日本軍「慰安婦」問題に関わる本のレビューをずっとしてきたのだが、これに関連してこちらでも少し書いてみよう。
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』で、遊郭を出すのは問題だとしているのは、以前も書いたようにこれが後の「慰安所」建設に繋がったとしか思えないから。
そして「超國家機関ヤタガラス」という天皇崇拝団体を、味方として出すのは好ましくない理由はいろいろあるが、今回はさらに「慰安所」を作ったのは皇軍(天皇の軍隊。旧日本軍の別名)なのだから(右翼の歴史観では「日本軍は慰安所に関わっていない」ことになっているのだろうが)、天皇崇拝を美化するのは「日本軍「慰安婦」制度の美化」にも繋がるから、ということも追加しておこう。