『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』は、日本的な「妖しさ」を前面に押し出そうとしたゲームであることは分かるが(他のメガテンよりもそう思える)、しかしはっきり言うと、天皇崇拝団体である「超國家機関ヤタガラス」は「妖しい」ではなく、「怪しい」(胡散臭い)集団としか思えない。ここがかなり問題だ。
そもそも、何度も言うがフィクションとはいえ「天皇崇拝団体」を味方にするなんて、一部のメガテニストからは確実に反発を食らうのは分かっていそうなものだが、なぜ止めようとしなかったのか、と思う。
ところで、本家「ろーだいありー」で連載している「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」第九回目については、年内公開のはずだったが諸事情により来年公開ということになったので、しばしお待ちを。その前に、第八回目までの記事の加筆・修正を行なおうと思っている。