悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』と続編及び『葛葉ライドウ』シリーズの復活を阻止したいと思うメガテニストが書くブログ。ただしライドウは尊いと思っているよ?

PS『ペルソナ2・罪』とDC『魔剣X』は封印作品であるなら、『超力兵団』もそうあって欲しい…

最近の記事。

 

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何度も言うが、葛葉ライドウがゲスト出演している『真・女神転生3ノクターン HDリマスター』(アトラス。PS4、Nintendo Switch)が発売されることは別に構わないが、ライドウが主演である『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(アトラスのプレイステーション2ソフト。以下『超力兵団』)と続編は決して復刻すべきではないし、『葛葉ライドウ』シリーズ自体もう出して欲しくないと私は考えている。理由は、「歴史修正(改竄)主義・ネット右翼的な思想・嫌韓・嫌中が一般層にまで蔓延る今の日本」では、特に若者には危険な内容だから。その危険な内容とは、「天皇を崇め奉っているとしか思えない組織『超國家機関ヤタガラス』が味方である」ことや(これは初代でも続編でも同じ)、「『超力兵団』は、天皇にまつろわぬ者たちを倒していく話である」こと(しかも『古事記』が現実になっているので、神武天皇も実在したことに…)、「『超力兵団』に限り、大正天皇を救えとヤタガラスに命じられ、逆らうことが出来ない話がある」こと(そもそも『メガテン』は左翼も天皇嫌いも在日の人もプレイする可能性があるものなのに、このような話を入れること自体おかしいだろう…)、「『超力兵団』のラスボスの一人は『伽耶』という、韓国に関わる名前を持つ少女である」こと(嫌韓の連中が喜びそうだ…などである。

上の二つの記事では、『超力兵団』のゲーム内容では、「天皇崇拝団体が味方であるなど、不適切な表現が含まれますが、芸術性・作家性を重んじ、そのまま復刻します」と書けばまた出してもいいとは思えない、今の日本で復刻するのは特に若い人たちには危険すぎる、ということを説いた。

それで、同じアトラス社のゲームには、「これは明らかに、注意書きを付けたところで、そのまま復刻するのは絶対に無理だろう」としか言えないもの(恐らくアトラス側自ら「封印作品」としてしまっているのだろう)が他にも存在していることを思い出した。

それが、『メガテン』より派生した関連作『ペルソナ』シリーズ(今はこちらの方が本家の『メガテン』より有名になってしまったようだが…)の一つである『ペルソナ2・罪』のプレイステーション版(1999年発売)と、『魔剣X』(「まけんえっくす」、ドリームキャストのアクションアドベンチャーゲーム。『メガテン』ではないが一部スタッフは共通している。こちらも1999年発売)である。

『ペルソナ2・罪』では「ナチスがモチーフのものや、ヒトラーをモデルとした人物」が出てくることは私も知っているし(クリアしたから)、『魔剣X』でも「ハーケンクロイツ」が出てきたりするらしい(こちらは未プレイ)。しかし、後にプレイステーションポータブルでリメイクされた『ペルソナ2・罪』は、私は未プレイであるが「ナチスやヒトラーの表現は修正されている」と聞くし、『魔剣X』のリメイクである『魔剣爻』(「まけんしゃお」、プレイステーション2ソフト)でもやはり「ハーケンクロイツ」は削除されているらしい。それは当然というか…、そもそも二本とも、オリジナルの時点で「ナチスのモチーフやヒトラー」を出すこと自体、かなりヤバいのだが…(ドイツでは当然禁止される表現であろう)。

ということは、『ペルソナ2・罪』のオリジナル版、及び『魔剣X』は永久に封印作品なのは間違いないだろう。「現在では不適切な表現が含まれますが、そのまま復刻します」と付けても復刻は絶対に無理だ。日本には「ネオナチ」も一部存在することを考えれば…(若年層にも居そうだ…)。

そう考えると、やはり『超力兵団』も、「不適切な表現があっても、芸術性を重んじてそのまま復刻する」ようなことはしない方がいいと、私は考えている。しかし何度でも言うが、私はメガテニストであり、ライドウの大ファンなのだ。私としても、ライドウのことは好きなのに『葛葉ライドウ』シリーズの復活を阻止しようと活動するのは心苦しいのだけど、今の日本の深刻な状況(特に「歴史修正(改竄)主義の蔓延」が心配なのだ)を憂える身としては、そうするしかないのだ…。例え矛盾しているように見えたとしても。

ついでに書くと、本家「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」シリーズでも、今後『ペルソナ2・罪』については扱うかも知れないと思っている。