最近は、こっちのブログの方がメインの「ろーだいありー」より力が入っているような気がするなぁ…。
それはさておき、今日「ファミ通.com」で見つけた記事。
『真・女神転生3ノクターン HDリマスター』(PS4、Nintendo Switch。以下『メガテン3リマスター』)では、有料で「ダンテ」が出てくる『真・女神転生3ノクターンマニアクス』(プレイステーション2)バージョンにも出来るのか…。でも、これは余程の『デビル・メイ・クライ』ファンしか買わないような気がするが…。私はそもそも『デビル・メイ・クライ』シリーズは一本もやったことないから興味は無いし(ダンテというキャラクターは何となく知ってるけど)。ちなみにさっき他の人のブログ(…だけではなく、自分が付けた「はてなブックマーク」を確認していた時でさえも!)見てたら、またもこの『メガテン3リマスター』の広告が出てくるし…(ライドウも描かれているバージョンもある…。ライドウは好きだから本当は嬉しいけど…、でも…、でもね…)。
それより、私の関心事は何度も言っているように…。
kirishimaloda6915.hatenablog.com
『メガテン3リマスター』が出た後に、「今まで知らなかったけど、葛葉ライドウとは何者? 彼が主演のゲームがあるのなら、そちらも復刻して欲しい(あるいは「『葛葉ライドウ』シリーズの新作を出して欲しい」)」と要望する新規ファンが現れるだろう(無論、ライドウの主演作を既に知っているファンも同じように言うだろう…。私は別として…)、ということが私にはすごく不安だってことだよ。
ライドウが主演のゲームは『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(PS2。以下『超力兵団』)と『デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王』(PS2)しかないわけだが、何度もこのブログ及び本家の「ろーだいありー」で連載している「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」シリーズで主張しているように、「『葛葉ライドウ』シリーズは(特に『超力兵団』の方)、特に若者には危険な要素を含むゲームなので、復刻やリメイクなどは一切しないで欲しいし、新作も出すべきではない」と私は思っている。
その理由については、しつこいけど何度でも書こう。
そもそも『葛葉ライドウ』シリーズに登場する味方組織「超國家機関ヤタガラス」(以下ヤタガラス)は、天皇を崇め奉る組織であり、どう考えても極右団体としか思えない。そんな組織を味方とすること自体が問題であるし(『メガテン』プレイヤーには天皇嫌いも居るのに…)さらに『超力兵団』には「ヤタガラスの命令で、大正天皇を救わなければクリア出来ない」話があったり、「伽耶」(韓国に関わる名前だ!)という少女と戦う話があるのも問題だ。それは、「今の日本の危機的な社会状況」を考えれば、復刻・新作制作をためらうような内容であろう(良心的なクリエイターであれば…)。
「今の日本の危機的な社会状況」とは、ネット右翼が跋扈し、ヘイトスピーチ・ヘイトデモが飛び交い、嫌韓・嫌中・歴史修正(改竄)主義が一般層・オタク層にも蔓延し、さらに日韓関係も悪化している(これは基本的に日本政府の責任である。ネット右翼は「韓国が悪い」と言うだろうが)ことを言う。
私がこのブログや本家「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」シリーズを書き続けるのも、「ライドウとは何者? 彼が主演のゲームってどんな内容なの?」と疑問に思う、最近の『メガテン』プレイヤーの皆様に、「ライドウが主演のゲームとは、こういう危険な要素を含んでいるのだ」ということを是が非でも知って欲しいから(検索してこのブログ及び本家を見つけてくれると良いのだが…)。
…だが、私がいくらこのように主張し続けたとて、「天皇崇拝団体が味方であることとか、天皇を救う話とか、伽耶と戦う話のどこが危険なの?」としか思えない人の方が圧倒的に多いのだろう…、ということがとても心配なのだが…。そして「歴史修正(改竄)主義の右翼により、日本にだけ都合良く改竄された日本近現代史」の方が正しいと思っている人々が増えているように思われるのも、不安だ。今の日本では「嫌韓・嫌中がデフォルト」になりつつあるのかも知れないことも、また…。
これは恐らく、戦後の日本の歴史教育(特に近代の戦争・植民地支配について)の失敗が原因だろうな…。そして昭和天皇が戦争責任を取らなかったことの弊害なのであろう、と私は思うが。
こんなことを書いてはいるが、何度でも言う。私はメガテニストだし、ライドウのことは好きだ。でも、他のメガテニストにはなかなか理解されないだろうな…。筋肉少女帯の歌で『君よ!俺で変われ!』というのがあるが(私の中では『真・女神転生3ノクターン』及び『~マニアクス・クロニクルエディション』のテーマソングだと思っている)、この曲は「私のことを誰も理解してくれない」と苦悩する女の子と、彼女に恋する「僕が君の理解者だよ…」と言いたい男の子のことを歌ったものである。この歌のヒロインはまさに、今の私の心境そのものかも…。また、ある意味では、この歌のヒロインは『真・女神転生3ノクターン』に出てくる「高尾裕子先生」のことなのかも知れない、なんて思ったりして。
こちらも参照のこと。
本家「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?』シリーズの概要 - 悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏
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