昨日の記事。
kirishimaloda6915.hatenablog.com
このブログ、及び本家「ろーだいありー」でやっている「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」にしても、なかなか本来の意図は「他のオタクやメガテニスト」には伝わらないようだな…、といった話。
このブログ及び本家を書く意図は、「創作物にいちいちいちゃもんを付けたいから」ではなく、「今の日本の現状、及び子どもと若者の将来を憂えているから」、そして「アトラス社やセガ社の評判が悪くならないようにしたいから」ということなのだが。
今の日本の現状とは、何度でも書くが「歴史修正(改竄)主義(歴史教科書ですら改竄されている)・嫌韓・嫌中・ネット右翼・ヘイトスピーチ・日本スゴイが蔓延している(一般層やオタク層にも)」ことであり、そんな中で育つ子どもや若者たちの将来が心配だってこと。
そんな中で、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2。以下『超力兵団』)のような「天皇崇拝組織が味方であり、天皇にまつろわぬ者を倒していく」という内容の「右翼とネット右翼と天皇好きには称賛されやすいが、左翼や天皇嫌い、在日の人、韓国人、中国人などからは怒りを買うであろう」ゲームを再び世に出すと、既にネット右翼化した若者を取り込みやすくなったり、プレイした後に「歴史修正(改竄)主義本」(書店にたくさん売っている)などを読んでネット右翼化する若者を増やしてしまう可能性がある(2006年よりも今の方がその危険度が高い)。そうすると、アトラスとセガの評判も悪くなるかも…。「なぜこんな右翼ゲームを再び世に送り出すんだ! 子どもへの悪影響をよく考えろ!」と批判されかねない(特に今の子どもと若者の親世代などから…。まあ私も批判するだろうが)。
ちなみに『超力兵団』の第七話で、超國家機関ヤタガラス(以下ヤタガラス)の命令で「大正天皇と思われる人物(天皇とは呼ばれないが)を救わなければ進めない」話があるが、あの人物を「大正天皇」だと理解出来ない人の方が余程理解不能なんだが…。「海軍と日本国にとって重要な御方」(史実では天皇は陸海軍の大元帥だったが、このゲームでは「海軍のみの大元帥」と改竄されているようだ)とヤタガラスの使者が言っているわけで、これを良く読み解けば理解出来るはずだが。設定資料本にもちゃんと書いてあるし。
あの人物を「大正天皇」だと理解し、「それを救わないと進めない」ことに気付いた時、どんな反応をするかで「その人が天皇好きか、嫌いか、関心が無いか」が分かるというもの。この話を好ましいと思う人は右翼か天皇好き、何も感じないなら関心の無い人、怒りや嫌悪感を覚えるなら左翼か天皇・天皇制嫌いだと考えられる。さらにこの話を見れば、「ヤタガラスは『国家神道』にそっくりで、言っていることは『教育勅語』に似ている」ことにも気付きそうなものだが、日本史と天皇家の歴史を詳しく知らないと分からないものなのかね…。まあ、そもそも誰でも購入できる青少年向けゲームでこんな話を入れること自体が「どうかしている」と思うわけだが(右翼しか買わない同人ゲームならいいとしても…)。しかも『メガテン』の設定では「天皇が本当に天津神の子孫である」ことになってしまうし…。
まあ、たまにはネットで「『超力兵団』は右翼っぽい」、「『超力兵団』は戦争を美化しているゲームだ」、「ヤタガラスは右翼」、「ライドウ対ヤタガラスがいい」といった、私と似たような意見も見かけるのだけど。
しかし、因果なものだね…。私はライドウは好きだがシリーズの復活は阻止したいと願う。なので、メガテニストなのに他の大半のメガテニストからは嫌われる…。人によっては「ライドウが好きだから右翼っぽい」と思われるかも知れないが、そんなことはない(ヤタガラスは右翼っぽいから嫌い)。韓国や中国ではライドウは嫌われることは理解している。あと、多分右翼と左翼両方から嫌われる要素もあるし…(歴史修正(改竄)主義反対派だから左派に近いのだろうが、左派・ネット左翼・脱原発派を批判することもしばしばある)。それはそういうカルマだから…、と受け入れるしかないか。
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