悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』と続編及び『葛葉ライドウ』シリーズの復活を阻止したいと思うメガテニストが書くブログ。ただしライドウは尊いと思っているよ?

ライドウは「右翼が好みそうなキャラクター」なのは認める…

以前の記事。

 

kirishimaloda6915.hatenablog.com

 

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2。以下『超力兵団』)には右翼好みの要素…例えば「軍国主義・天皇・天皇を護る・戦艦」など…が多いのは問題だ…、などと書いた。だからこそ、歴史修正(改竄)主義やネット右翼思想が蔓延る今の時代には復活させて欲しくないわけだが。

しかしよく考えると、 『超力兵団』及び続編の主人公・葛葉ライドウ自体が、「右翼好みのキャラクター」だという事実も認めざるを得ない…。私はライドウのことは好きだけど、決して右翼じゃないので…、と言っても左翼でも無いから。そう言うと「右でも左でも無いのは右翼…」とか言われるかも知れないが、まあどう思われても構わない。大抵の右翼と左翼は信用してないから(ネット右翼とネット左翼含む)。中道派はどちらにもにも嫌われるらしいが、それで結構。

まず、ライドウの見た目は「大正時代の学生」であるわけだが、どことなく「日本の軍人」にも見える(学ラン自体が軍服を元にしたものだから)。まあ、ライドウのモデルは『帝都物語』の魔人・加藤(帝都破壊を目論む軍人)だからなぁ…。どうしてもそう見えてしまうのは事実。

そしてライドウが用いる武器は「日本刀と銃」なのだけど、「日本刀」を好むのは右翼が多い…、とは何となく思っている。銃はミリオタが好む武器だろうか。

あと、このゲームではステータス画面を開くと、バックに「桜」が舞い散る描写がされるのだが、「桜」もまた右翼好みのモチーフだなぁ…。さすがに「菊」モチーフは出てこなかったが。

いちばん問題なのは「ライドウは『超國家機関ヤタガラス』(以下ヤタガラス)に仕える身である」ことだ。ヤタガラスは天皇を守護している組織であり、私は「国家神道」がモデルだと考えている。「ヤタガラス」(『古事記』の「八咫烏」に由来)という名前自体、神武天皇と関わるものなので、『古事記』が本当だと思いたい右翼好みのモチーフなのかも…。

『超力兵団』の第七話では「呪いをかけられた大正天皇を救うために、呪いをかけた張本人である『天皇に伏ろわぬ神』を倒せ」とヤタガラスに命じられて、そうしなければ進めないわけだが(しかもその呪いをライドウが代わりに引き受けねばならない!)、右翼やネット右翼の人がこれを見ると「ライドウは、敬愛する天皇を救うために、自らを犠牲にして憎き『天皇にまつろわぬ者』と命がけで戦っているのだから美しい。素晴らしい! 彼は立派な日本男児であり、真の愛国者だ」(自分で書いておいて何だが、気持ちが悪くなる文だ…)と映るのだろう、と考えると、やはり彼は右翼好みなのだな…、と思ってしまう。この話は、左翼・天皇嫌いからは怒りを買うだろうけど。私はヤタガラスを滅ぼしたかった…。

もしも『超力兵団』で、ライドウが「日の丸」を背負って「天皇にまつろわぬ者」と戦っていたら、それこそ右翼が大喜びしそうだよなぁ…。まあ、さすがにそこまではしなかったわけだが。

 

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