こんな記事がある。
Netflixで公開されているフランス映画が「児童ポルノ」などと批判されている話。
予告編を少し見たが、なるほど…、小学生くらいの女の子にセクシー衣装を着せて、セクシーダンスをさせているのが「児童ポルノみたいだ」、「少女を性的に消費するための口実として使われている(ペドファイルを喜ばせるだけ)」などと批判されているのか…。私もとりあえずその批判に同意する。作品のテーマ自体は悪くないのだろうけど、子役にこのようなシーンを演じさせるのは良くないのでは、と思った。子役の子が成長して、「あの作品に出たのは今思うと恥ずかしい、間違いだった、取り消したい」と思う可能性もあるわけだし…。
前に書いたが…。
kirishimaloda6915.hatenablog.com
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『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2)の第弐話では、私が見ると「児童ポルノまがい」なシーンがあって非常に不愉快なのだが、何で不愉快と思ったかを考えると、「ゲームのテーマ云々とは関係無く、このシーンを『性的に消費する』ショタコンやペドファイルが居るに違いないよな…」という不安・不快感から来るものだったのかも知れない、と思う。
児童ポルノ規制に「フィクション」を加えることについては、クリエイターやユーザーからの反発が大きいことは知っている。でも「表現の自由」があるからって、何でも描いていいわけではないし、女性や子どもへの暴力・性犯罪などを助長するようなものは規制されても仕方ないのでは。『「小児性愛」という病―それは、愛ではない』(斉藤章佳/ブックマン社)という本でも、「児童ポルノは子どもへの性犯罪の引き金になりうる(100%ではないが)」といったことが書いてある。実写ではない「ロリコン向けエロマンガ」などであっても、「加害の引き金になる」可能性はあるだろう(実例もあるに違いない)、と思う。
参考文献
- 「小児性愛」という病―それは、愛ではない(斉藤章佳/ブックマン社)
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