某家電量販店で、『真・女神転生3ノクターン HDリマスター』(PS4、Nintendo Switch)のポスターを見かけたのだが、もうすぐ発売になるのか…。まあ、オリジナルの『真・女神転生3ノクターンマニアクス・クロニクルエディション』(プレイステーション2)は持っているのに(まだクリアしていない)、わざわざこれを買うのもねぇ…。ちなみにその店でニンテンドー3DSの『真・女神転生 ディープストレンジ・ジャーニー』(DSの『真・女神転生ストレンジ・ジャーニー』リメイク版)が売っていたが、やはりパッケージを見ただけでも「キャラの顔が違うから嫌だ」としか思えない…。
暇だったので久々に「プリクラ」…正式には「プリントシール機」(プリ機)で遊んできたが、今時のは実物よりきれいに撮れるのが凄いな…、と。
かつてアトラスとセガの「プリント倶楽部」…そう、本家「プリクラ」が流行っていた頃のことはよく知っているから、あの頃とはすっかり様変わりしたなぁ。本家「プリクラ」では『メガテン』のジャックフロストが登場していたのも覚えている。後に撤退して他メーカーのものしか無くなってしまったのだが…。
しかし、またセガもプリ機に参入するとか…。でももう「プリクラ」という名前にはしないのね…。
アトラスの『ペルソナ2・罪』(プレイステーション)では、本家「プリクラ」が登場するシーンがある。
前も言ったけど、『ペルソナ2・罪』のオリジナル版は「ナチスやヒトラーが出てくる」という重大な問題点があり、また同社のドリームキャストソフト『魔剣X』にもナチスモチーフが出てくる。『ペルソナ2・罪』でナチスやヒトラーを出したり、『魔剣X』でもナチスモチーフが出てくるのは、この二作品のキャラデザを担当した金子一馬氏が、アングラ漫画家の「丸尾末広」氏から強い影響を受けているためではないか、と考えている。
丸尾氏の作品では「ナチス」・「ヒトラー」・「大日本帝国」といったモチーフはよく出てくる。『ペルソナ2・罪』と『魔剣X』では「ナチス」や「ヒトラー」を出したいと思ったのも、丸尾氏へのオマージュという意味合いもあったのでは…、と。
しかし後に、ナチスとヒトラーはマズいとされたのか、『魔剣X』のリメイク版『魔剣爻』(まけんしゃお。プレイステーション2)ではナチスのモチーフは無くなっているらしいし、『ペルソナ2・罪』のリメイク版(プレイステーションポータブル)も、やはりナチス・ヒトラーがらみのものは変更されたようだ。
私が思うに、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2。以下『超力兵団』)で戦前の大日本帝国を舞台としたのは、「ナチスはマズいと分かったけど、でも丸尾氏へのオマージュはやりたいので、ナチスが台頭する前の大日本帝国ならいいだろう」と思ったからではないか…、と。
しかしはっきり言うと、「大日本帝国」でもやっぱりマズいと思うんだけど…。特に皇祖神とされる「アマテラス」も実在したことになってしまう『メガテン』ではねぇ…。『ライドウ』シリーズが長いこと停止しているのも、後にアトラスの上層部が「ナチスが出てくるものだけではなく、大日本帝国が舞台のゲームも色々と問題視されるので、作らない方が良い」と判断するようになったため…、と思えなくもない。
そういえば、今はアトラスの親会社のセガでも、四年前にこんな「炎上事件」があったらしい。『ファンタシースターオンライン2』の話で、敵として出てくる戦艦に菊花紋章を付けたことが問題視されたようだ。
…こんなことがあっては、さすがに今はセガの子会社化したアトラスの『超力兵団』(ラスボスが戦艦だったりする)の復刻についても、慎重にならざるを得ないのではないか。復刻して欲しくない…。今の右傾化した日本では…。
こちらも参照。
kirishimaloda6915.hatenablog.com
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