悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」の外伝ブログです。主にPS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』のことを書いています。

『サクナヒメ』は一見『古事記』の世界に見えても実は…

「ファミ通.com」より。

 

www.famitsu.com

 

このブログで何度か『天穂のサクナヒメ』(PS4他。マーベラス。以下『サクナヒメ』)を取り上げているが、もう少し気になることがあったので書く。ちなみにプレイする予定は無い。

この『サクナヒメ』の世界観って、一見すると『大神』(プレイステーション2。カプコン)と似ていて『古事記』がモチーフなのでは? と思わせる。だがキャラクター名をよく見てみると、『古事記』の神とは違うと分かる。

恐らく、『サクナヒメ』の世界観は『古事記』をイメージしているのだろうが、わざと『古事記』の神の名前は使わなかったのではないか、と考えている。というのも、モロに『古事記』の世界にして「イザナキ、イザナミ」や「アマテラス」を出した上で「稲作、五穀豊穣」をテーマとしてしまうと、どうしても「天皇家」と結びつきやすい。天皇家の儀式に「新嘗祭」があることから考えてもそうなる。天皇家と結びつくような世界観にすると、一部から反発を買うことも考えられるので、わざと『古事記』の神の名前は使わなかったのでは…、と。あくまで憶測であるが。

また、『サクナヒメ』の「鬼と戦う」ストーリー設定にしても(『鬼滅の刃』も鬼と戦う話だった…)、主人公が天皇家と関わる神(例・アマテラス)だったとしたら「天皇にまつろわぬ者を倒す」というニュアンスになりかねないので、あえて『古事記』の世界にはしなかったのかも。

そのあたりが『大神』(主人公が「アマテラス」という犬…)、及び『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(PS2。以下『超力兵団』)とは異なっている。まあ、『大神』は主人公がアマテラスだからといって即「天皇崇拝称賛に結び付く」とは考えていないが、『超力兵団』については『古事記』が現実化した設定の戦前日本が舞台だし、天皇守護組織「超國家機関ヤタガラス」が味方だし、天皇にまつろわぬ者を倒さねばならないし、大正天皇を救うイベントもあるので、どうしても「天皇崇拝称賛ゲーム」としか思えず、さらに「天皇の名の下にやったこと(戦争、植民地支配など)は全て正しい、天皇にまつろわぬ者は倒していい、という思想を正当化する目的で作ったのでは?」とも言われかねない。

なお、以前から『サクナヒメ』は「日本スゴイ」アピールに使われるのでは? という危惧はしていたが、いくつかのレビューを見るとやはりそれらしい感想(「日本の米と農家に感謝」とか何とか…)はあったので、やはりな…、と思った(米や農家に感謝すること自体は悪くないが)。そのうち産経とかの右派メディアや「日本スゴイ」系雑誌が取り上げそう(笑)。なお、別に稲作は日本独自の文化ではないし、中国から伝わったものと言われている。

 

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