悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」の外伝ブログです。主にPS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』のことを書いています。

「プレイヤー同士のヘイトを誘発するようなゲームは出してはいけない」、とハードメーカーが決めたとしたら…

「4Gamer」より。コメントを付けておいた。

Microsoft,ソニー・インタラクティブエンタテインメントや任天堂と共に,ゲームの安全性向上に取り組むと発表

ハードメーカーとしては「日本の右翼による歴史修正主義を肯定したり、韓国ヘイトを煽るようなゲームは発売させない」ような取り組みも必要じゃないかな、と私は思う。

2021/01/03 10:48

マイクロソフト、ソニー・インタラクティブエンタテインメント、任天堂が共同で「ゲームの安全性向上に向けての取り組みをする」ということらしい。

安全性向上の中には「ヘイト防止」も含まれているのだが、これを徹底してやろうとすると「初めから、ヘイトを誘発しやすい内容のゲームは出さない方がいい」ということになりそうだ。

ヘイトを誘発しやすいゲームとは、私が思うに「日本にのみ都合良く歴史を改竄したゲーム」とか、「日本の戦争や植民地支配を美化するようなゲーム(「ゲーム中に旭日旗を出す」のもその類いだろう)」、「韓国人を差別するようなゲーム」、「天皇制を良いものとして描くゲーム」などだろう。

どういうことか、解説しておこう。

  1. 歴史修正(改竄)主義を取り入れたゲームは、ネット右翼からは称賛されるが歴史修正(改竄)主義に対抗する人からは徹底的に批判される。そしてそういった人々に対してネット右翼どもが攻撃を仕掛けてくるだろう。
  2. 日本の戦争や植民地主義を美化するゲームもまた、ネット右翼には好まれるが左派には批判される。するとネット右翼連中が「反日左翼だ」などと攻撃して来る。
  3. 韓国人差別を含むゲームについても言わずもがな。まあ直接的に人種差別するような表現はゲーム倫理で禁止されているが。
  4. 天皇制を良いものとして描くと、天皇制が嫌いな人や天皇制廃止を訴える左翼からは批判される。そうすると天皇好きの右翼が攻撃して来る。

そう考えてみると、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2。以下『超力兵団』)にはヘイトを誘発しやすい要素が多いのが分かるのではないだろうか。改めて解説しておくと…。

  1. この『超力兵団』は架空の1931年の日本を舞台としているが、「関東大震災は無かった」という歴史改変がされており(設定資料集にはそう書いてある)、「朝鮮人虐殺」も無かったことになるので「朝鮮人虐殺は無かったと思いたい右翼」に好まれやすい。
  2. 天皇守護組織・超國家機関ヤタガラス(以下ヤタガラス)を味方にして「天皇にまつろわぬ者たちを倒して日本を救う」ゲームなので、右翼からは好まれるが左翼からは「日本の戦争や植民地支配を美化したいのではないか」と批判されやすい。このゲームでは植民地支配自体描かれることは無いが。
  3. 韓国人差別要素は無いが、在日韓国人らしい人は一人も出てこないし、「伽耶」という古代韓国を思わせる名前の少女が敵になったりするので、「韓国差別ではないか」と思われるかも知れない。
  4. 天皇守護のヤタガラスが味方なので、天皇制を良いものとして描いているように感じられる。右翼には好かれるが左翼には批判される要素だ。

何度でも言うが、私は『超力兵団』及び続編、そして『ライドウ』シリーズは、歴史修正(改竄)主義の蔓延した今の時代には相応しくないから、復活すべきではないと考えている。