悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」の外伝ブログです。主にPS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』のことを書いています。

大正天皇を救うのも十分「政治的」なネタなんだよ…

「AUTOMATON」より。

 

automaton-media.com

 

SCS Softwareのゲーム『Euro Truck Simulator 2』『American Truck Simulator』に出てくる「ワクチン輸送」イベントが物議を醸しているとのこと。私はこのゲームは知らないけど。

なるほど…、ワクチンネタも政治的なのは確かだと思う(コロナ関連は大抵そうだと思っている)。製作者はそのことに気付いてなかったのかも。「コロナ撲滅への希望」程度にしか考えていないとしたら、多少問題があるかも知れない。一部ユーザーの「ワクチンに対する思想の押し付けでは?」という意見も分かる。

 

日本においては「天皇」(特に明治以降)もまた、十分「政治的」なテーマだと考えている。だから、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(アトラス。プレイステーション2。以下『超力兵団』)の第七話で「大正天皇(天皇とは呼ばれないがよく考えれば確かに天皇と分かる人物)を救わないと進めない」のも、「天皇制賛成・天皇賛美という思想の押し付け」と私は思っている。製作者はそこまで深く考えていなかったのではないか? あるいは「あの人物が大正天皇と気付くユーザーはそう居ないだろう」と思っていたのではないのか。

たとえ製作者は「天皇制を賛美するためとか、天皇が指揮した戦争や植民地支配を正当化するために作ったイベントではない」と思っているとしても、「天皇制が嫌いなユーザー、天皇の戦争責任を追及するユーザー」も確実に居ることは考えて作るべきだったと思う。

それにしても、『超力兵団』の第七話は(って言うかこのゲームのシナリオそのものが)「天皇の祈りが日本を守るのです」(こんなタイトルの本があったような…)という考えの右翼からは好かれる(でも天皇嫌いには反発される)イベントなのは確かだ。さっきの物議を醸したゲームのイベントは(強制参加では無く任意参加のイベントであっても)、「ワクチンがコロナを撲滅させるのです」(という保証は無いが)と信じる人には称賛されそうだが、そう思わない人からは反発されるのと似たようなものだろう。