悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」の外伝ブログです。主にPS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』のことを書いています。

そもそも「ヤタガラス」自体が天皇家と結びつく名前である…

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2。以下『超力兵団』)では、「超國家機関ヤタガラス」(以下ヤタガラス)なる組織(日本を守護しているが実体としては「天皇と国体守護組織」)が味方である。そもそも「八咫烏」とは、『古事記』によると「神武天皇を導いたカラス」なわけで、この名前を見た時点で「ヤタガラスは天皇家と関係があるに違いない」と思わせるには十分である。第七話で「ヤタガラスの命令により」救わなければならない人物は、明らかに「大正天皇」であることが分かればさらによく理解出来るだろう(「天皇」とは呼ばれなくても、話をよく聞いていれば天皇と分かる)。

他にも「天津金木」なる神道由来と思しきアイテムをヤタガラスから授かったり、最終ダンジョンへ行く時は「トホカミ~」といった祝詞を唱えたりするところや、「神武天皇に逆らったとされるナガスネヒコなどがボスキャラになっている」ことなどを見れば、「このゲームはあからさまに天皇家と結びつきやすい要素を多く入れている」と分かるはずだ。だがこのような要素はやはり、天皇制に反対する人たちには忌み嫌われるだろうし、韓国人や中国人にも嫌われやすい。その代わり、右翼には好かれやすいのも問題。

今の日本は右傾化が進んでおり、歴史修正(改竄)主義も韓国ヘイトも蔓延する状況だ。こんな時代に、この『超力兵団』のような「あたかも天皇崇拝を賛美するようなゲームを再び世に送り出す」のは非常にリスクが大きいと考えているため、私は断固として復刻・リメイクなどには反対する。