悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」の外伝ブログです。主にPS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』のことを書いています。

「ヒトラーを癒すゲーム」…? それってヤバいんじゃ…(笑)

AUTOMATONより。

 

ヒトラー治療ゲーム『Heal Hitler』発表。第二次世界大戦勃発を防ぐため、アドルフ・ヒトラーの精神を癒やせ | AUTOMATON

こういうゲームって出していいのか…? 「ヒトラー称賛ゲーム」と思われるとヤバいんじゃ?

2021/05/17 21:31

Jon Aegisなるデベロッパーから『Heal Hitler』というゲームがSteamで発売される話なのだが、これは「ヒトラーの精神を癒して戦争を防ぐ」ものらしい。歴史改変ものなのか? 時代背景的にはまだヒトラーが政権を握る前のようだ。

昔のドイツが舞台のゲームだと、以前紹介した「ナチスと対立するレジスタンスが主人公」である『Through the Darkest of Times』(Nintendo Switch他。THQ Nordic Japan)があるが、これとはまた違うコンセプトのようだ。しかし、この『Heal Hitler』は相当物議を醸しそうなゲームだな…。確かに「ヒトラーを癒し戦争を防ぐことが目的」なので、紹介記事を見た限りでは「戦争賛美ゲーム」、「ヒトラー賛美ゲーム」では無いのだろうけど(そもそもネオナチ好みの「ヒトラー賛美、ナチス賛美ゲーム」なんてまず出せないし。ドイツでは禁止)、「ヒトラーの味方をする」というコンセプトには批判が出そうな気がする。「主人公が、後にユダヤ人大量虐殺などを行うヒトラーの味方とは何事だ!」とか。

この『Heal Hitler』のコンセプトは、ある意味では『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2。以下『超力兵団』)とも実は共通していると思う。何度も言うがこのゲームは「日本軍の大元帥である大正天皇を守護する組織・超國家機関ヤタガラスが味方」という設定があり、なおかつ「呪われて死にそうになった大正天皇を命がけで救わなければならない」話もある。そう、「後にナチスを率いるヒトラーの精神を癒す」話と、「軍の大元帥である天皇を呪いから救う」話は何となく似ているのだ。

まあ、『Heal Hitler』の場合は「ヒトラーの精神が癒されれば戦争を回避出来る可能性がある」のだろうが、『超力兵団』の場合は「天皇を癒すと戦争を回避出来ない」ので、結果は正反対なのだが。

『Heal Hitler』は多分「戦争賛美ゲームでは無い」と信じているが、『超力兵団』についてはあからさまに「天皇崇拝賛美ゲーム、『聖戦』(天皇の戦争)賛美ゲーム」であると言ってもいい。だからこそ復活させたくないのだ。

そう言えば、『超力兵団』と同じアトラス社の『ペルソナ2・罪』(PS)と『魔剣X』(ドリームキャスト)にもナチスとヒトラーに関する描写があるが、後のリメイク版(『ペルソナ2・罪』はPSP版、『魔剣X』はPS2の『魔剣爻(まけんしゃお)』)では変更になっている。

文中に出てきた『Through the Darkest of Times』(Nintendo Switch版)についてはこちらで。

 

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