「ゲームドライブ」より。
『ペルソナ2・罪』(プレイステーション)発売から22年か…。つまり1999年発売。
私は発売から三か月後に買った記憶がある。ほぼリアルタイム世代か…。一周だけクリアしている。
前も言ったが、このゲームには問題点がある。それは「ヒトラーとナチスに関わるモチーフが出てくること」である。後のPSPリメイクでは修正されているとか(私はPSP版は未プレイだが)。なので、事実上PS版『ペルソナ2・罪』は「封印作品」だと思われる。
洋ゲー『Through the Darkest of Times』(THQ Nordic Japan。Nintendo Switch他)でもナチスが出てくるが、こちらはあくまでドイツの史実をなぞるものなので問題無いのだろう。
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(プレイステーション2。以下『超力兵団』)の舞台は1931年の大日本帝国だが、この時代のドイツではまだ「ナチスが台頭していない」のである。以前も書いたが、この時代にしたのは「ナチスモチーフを出さないため」なのかも知れない。
だが、ナチスモチーフは出てこないとしても、このゲームの未来では日本はナチス・ドイツと同盟を結ぶわけで、ナチスがやったことの責任は天皇を守護し日本を護る組織「超國家機関ヤタガラス」(主人公・ライドウの味方をしている)にもあることになる。そういった描写は一切出てこないが…。
以前も言ったが、『ペルソナ2・罪』が封印作品であるならばこの『超力兵団』も封印して欲しいと願っている。ライドウは好きだが、やはり歴史修正(改竄)主義が蔓延し、戦前回帰の進む今の日本ではダメだ…。
こちらも参照。
kirishimaloda6915.hatenablog.com