二年前の記事。
kirishimaloda6915.hatenablog.com
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs. the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)のコンセプトは「暗い世の中だからこそ元気が出るようなものを作る」だったらしいが、「戦前日本の暗い面を覆い隠して『元気が出るようなもの』を作るのは、『日本人だけが気持ち良くなればいい』という身勝手なものだ」と書いた。
今になってこれを読み返して思ったのは、「今の暗い世の中でこの『超力兵団(Soulless Army)』をやったとしても『元気が出る』ことはなさそうだ。むしろこのゲームのきな臭い雰囲気、右翼向けの内容ではかえって暗くなりそう…(現実が既に右傾化していてきな臭いから)」ということだ。
こちらも参照。
lodataiyatagarasu.blogspot.com
だいたい、「元気が出るようなゲームがやりたい」という人が、パッケージを見ただけでも「何だかきな臭そうな雰囲気のゲームだ…、しかも『グロテスクな表現が含まれる』のか…」と分かるようなものを手に取るとは思えない。さらに今の日本は歴史修正(改竄)主義と嫌韓・嫌中の蔓延により、2006年当時よりもさらにきな臭くなっているわけで、もしも今の時代にこの『超力兵団(Soulless Army)』が復刻されたとしても、その空気を敏感に感じ取れる者なら「こんなきな臭い世の中でこんなゲームやる気にはならないなぁ」と避けるのは当然ではないか? 何度でも言うが、このゲーム及び『ライドウ(Raidou)』シリーズの復活には反対する。
こちらの記事も参照。
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