悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』と続編及び『葛葉ライドウ』シリーズの復活を阻止したいと思うメガテニストが書くブログ。ただしライドウは尊いと思っているよ?

別に愛国心とか国を想う気持ちを否定するわけでは無いが、そもそも日本を攻める国なんて無いのに「国防」とか荒唐無稽じゃないか…

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(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

昨日の記事。

kirishimaloda6915.hatenablog.com

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs. the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)の頃から、アトラス社内にはミリタリー系のものとか国防、愛国とか、そういうのが好きな人が居るんだろう…、といったことを書いた。

補足しておくが、別に愛国心とか国を想う気持ちとかを否定しているわけでは無い。ただ、サブブログでも書いたように…。

lodataiyatagarasu.blogspot.com

今の日本で「愛国者」とか名乗っているのは天皇崇拝・嫌韓・嫌中・歴史修正主義の歪んだネット右翼ばかりに思えるから、どうも「愛国心」なる言葉に懐疑的になっているだけ。それに国も「道徳教育」で愛国心を教え込もうという魂胆が見え見えだし…。「心のノート」時代から既にそうだった。

なお、右翼がよく言う「天皇制を嫌う者=日本が嫌いな者」という説は間違っている。むしろ日本が好きで、日本に蔓延る差別を無くしたいとの思いから「身分差別制度である天皇制」に反対する人は多い。

それと「国防」についてだが、そもそも資源の無い日本を攻めようなんて国はどこにも無いのに、政府はやたらと中国や北朝鮮を敵視して国防費ばかり使うのはおかしい。米軍基地はアメリカを護るために働くアメリカ軍人のためのものであり、決して日本を護ることは無いのに「思いやり予算」ばかり国民の税金から要求する…。『超力兵団(Soulless Army)』第伍話の宗像のセリフ「大多数の民衆は貧困にあえぎ、一部の権力者だけが富を得る。国家は次々と都合の良い政策を打ち出し、弱者を抑圧していく…」は、まさにこのことを言っているようにも思われる。

『超力兵団(Soulless Army)』では、「史実の1931年の日本よりも軍事力が強い」という設定であるらしいのだが、こういう設定を考える人って「国防」に興味があって(北朝鮮が攻めてくると思い込んでいた?)、所謂「架空戦記もの」が好きで、「もし日本の軍事力が強かったら日米戦争に勝てたのに…」といった妄想が好きな人なのだろうと思っている。でも当時の日本人は「精神論で戦争に勝てる」と思い込む傾向があり、これがある限りどんなに軍事力が強かろうと絶対に勝てはしない。それに日本は「アメリカにだけ負けたわけでは無く、アジアの抵抗勢力にも負けた」のが真実だからね。

このゲームのテーマ自体が「国防」なのかも知れない(または「憂国」)。だって端的に言えば「天皇守護組織を味方として天皇に仇名す者を倒して大日本帝国を護る」ゲームだから。今の時代だと2006年当時よりも共感する人が多そうなのが不安だから、『ライドウ(Raidou)』シリーズ再生には反対している。