悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

『葛葉ライドウ』シリーズの復活を阻止したいと思うメガテニストが書くブログ

中韓の人が日本に対して何か言うたびに「これが中韓の総意」と思うのは止めなよ…。中韓には様々な考えの人が住んでいるんだぞ…

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(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

韓国や中国の人が日本に対して何か批判的なことを言うと、「いつも韓国はこうだ…、いつも中国はこうだ…」と、個人の意見をまるで中韓の総意みたいに捉えるのは止めるべきだよ。特にネット右翼(ネトウヨ)はその傾向が強い。あくまでそういう考えの人もある程度中韓には居る、というだけのことで、中韓の総意では無いのだから。例えるなら中韓の人が「日本のネトウヨが言っていることが日本人の総意だ」と思い込むのと同じように危険なことだよ(今ではそうなりつつあるのかも知れないけど)。まあ、歴史修正(改竄)主義の日本のネトウヨが嫌いなのは中韓の総意だと思うけど(「ニューライト層」は除く)。

また、「台湾は親日」というのも、決して台湾人の総意では無いことも知るべきだ。日本が嫌いな人も居るはずだから。

前も言ったけど「大正ロマンもの(「大日本帝国時代の日本を美化している」と捉えられることがある)は韓国では嫌われやすい」のは事実だろうが、それが韓国人の総意では無い。これが総意であるのならば『鬼滅の刃(Demon Slayer)』は韓国には輸出出来ないし、出来たとしてもヒットはしないはずだが、実際は韓国でも受け入れられているようだ(一部には批判もあるが)。

でもねぇ、『鬼滅の刃(Demon Slayer)』は受け入れられても、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)についてはやはり日本以外のアジア圏では受け入れられない人が多いだろうよ。これがどういうゲームだか分かってしまえばね。これは端的に言えば「大日本帝国時代の日本を舞台とし、天皇守護組織・超國家機関ヤタガラスの命令で大正天皇と日本を護るゲーム」だから、「日本の侵略と植民地支配を美化したいのか」と言われかねない。もしもこれをアジア圏に輸出しようとしたら反発は避けられず、それに呼応してまたネトウヨが「韓国と中国は反日だから…、あいつらは大正ロマンものと大日本帝国ものが嫌いだから…」と騒ぎ出すだろう。まあ、アトラスもセガも中韓市場は大事にしたいから、中韓の人の怒りを買うようなことはしないと信じているけど(PS4の『ペルソナ5』韓国版でやらかして以来は…)。

十一月発売予定の『真・女神転生V(Shin Megami Tensei V)』(Nintendo Switch)にライドウ似の軍人か警官らしき人物を出したり、ライドウがゲスト出演する『真・女神転生3ノクターン HDリマスター(Shin Megami Tensei III: Nocturne HD REMASTER)』(PS4、Nintendo Switch、Steam)を出したのは、「右傾化した今の時代に、天皇守護組織を味方とする『ライドウ(Raidou)』シリーズを復活させると、日本のネトウヨが中韓を攻撃する材料にしてしまうから、こういう形でしかライドウを復活させることは出来ない」という意思表示なのかも知れないよ? いや、私としてはそうあるべきだと思っている。