悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』と続編及び『葛葉ライドウ』シリーズの復活を阻止したいと思うメガテニストが書くブログ。ただしライドウは尊いと思っているよ?

火星を植民地にするゲーム…? それなら誰も傷つかないけど(もしも火星人が居たら文句を言われるかも知れないが…)、「日本による韓国・台湾・中国植民地化計画」を正当化するようなゲームは出せないよな…

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(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

電ファミニコゲーマーより。

news.denfaminicogamer.jp

火星を植民地化するゲーム…? 火星人が抵抗して反逆とかしてこないのだろうかね(笑)? 火星人が出てくるのかどうか知らないけど。

「火星植民地化計画ゲーム」なら別に誰にも怒られないけど(もしも火星人が居たら怒るかも知れないが)、さすがに「大日本帝国時代の日本の軍人になって、韓国や台湾、中国などを日本の植民地にすることを目指すゲーム」は出せないだろう。歴史的には事実ではあるが、日本側の視点でそれを描くと「日本による植民地支配を正当化している」とか、あるいはネトウヨから「日本は植民地支配などしていない」、「植民地支配でいいこともしたのに」とか言われるからなぁ。日本の植民地化に抵抗する韓国人や中国人のレジスタンスが主人公のゲームなら出せるかも知れないが。

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)には、実質的には「日本による植民地支配を支持・正当化するゲーム」という側面がある。植民地支配は「八紘一宇の名の下に」行われた。八紘一宇とは「天皇家を頂点とし、世界を一つの家にすること(つまり全ての人民を「天皇の赤子」にする)」である。要は、植民地支配は「天皇の名の下に」行われたのだってこと。

このゲームは1931年の日本(元号は架空の「大正20年」)を舞台とし、日本と大正天皇守護組織の「超國家機関ヤタガラス」(以下ヤタガラス)が味方である。そう、天皇を守護するのは「八紘一宇の名の下に行われる植民地支配を支持する」ことと同じなのだから、そのヤタガラスに仕える主人公・ライドウもまた日本による韓国・台湾の植民地支配に加担しているのだ(1931年当時の日本は韓国と台湾を植民地にしていた)。

さらに、敵キャラの中に「初代天皇である神武天皇(天津神の子孫とされる)に追放された豪族や国津神」たち(ナガスネヒコなど)が居るのも問題だ。神武天皇は実在しないだろうけど、『古事記』の中では「大和を統一するために元々日本に住んでいた豪族や国津神を追放した侵略者」として描かれている。戦前日本の政府は「神武は実在する」と臣民に教えて「日本は神の子孫である天皇を頂く神の国だから、アジアを植民地にするのは正しい」と洗脳した。それが侵略戦争、植民地支配、アジア人蔑視の原因だった。つまり、神武に追放された神々を敵にするのは、実質的には「神武天皇のやった侵略を正当化する」意味もあると思う。

ゲーム上では日本による韓国・台湾の植民地支配については何も描かれていないが、「天皇守護のヤタガラスが味方であること」と、「神武に追放された神々を倒す」の二点が揃っているだけでも、この『超力兵団(Soulless Army)』には実は「日本によるアジア植民地化計画を推進するゲーム」という側面があると分かるはずだ。ヤタガラスを滅ぼしに行く話だったら「日本によるアジアの植民地化計画を止めるゲーム」になるだろうけどね。