AUTOMATONより。
『Fate/Grand Order』(以下『FGO』)なるソシャゲの中国版で、中国の偉人などをモチーフとしたキャラクターのデザインなどが変更されてしまった、という話。『FGO』のことは良く知らないが、これは中国のゲーム規制が原因なのか、単に「中国の偉人を変な解釈でキャラクター化するのは許せない」という意見が反映されただけなのか?
『メガテン』シリーズでも、『真・女神転生IV』(ニンテンドー3DS)の海外版では、「ヒンドゥー教の神をモチーフとした悪魔のデザイン」が宗教家から批判された話がある。『メガテン』シリーズでは中国出身の悪魔なども結構出てくるが、そのデザインなどに関して中国人から抗議が来たことはあったのだろうか? 今後中国でも発売予定の『真・女神転生V』(Nintendo Switch)にしても、「中国出身の悪魔のデザイン」について当局から抗議が来て、発売禁止になる可能性があるよな…。本当に中国でも出せるのか?
前も言ったが、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)は中国のゲーム規制強化とは何ら関係無く、初めから中国では出せない内容である(韓国も含む)。まず、「戦前の日本が舞台である」時点でマズい。何しろ、日本がアジアへの侵略戦争を繰り返していた時代であり、韓国と台湾を植民地にしていた頃だから。この時代の日本を舞台としていても、「主人公が日本の帝国主義に立ち向かうアジア人」であれば出せなくもないかも知れないが、『超力兵団(Soulless Army)』の主人公は「大正天皇と日本を守護する組織『超國家機関ヤタガラス』(以下ヤタガラス)に仕え、天皇にまつろわぬ神を倒し帝都(日本の首都)を護る日本人のデビルサマナー・葛葉ライドウ」であるからして…。これでは「侵略ばかりしていた頃の日本を美化している」と当局からNGを出されるのは目に見えているでは無いか…。
こちらも参照。
kirishimaloda6915.hatenablog.com
もしもこの『超力兵団(Soulless Army)』が、「帝国主義の日本に立ち向かうアジア人デビルサマナーが主人公」のゲームであったとしたら、見てみたい気がする…。その場合、敵はヤタガラスと日本国家、そして十四代目ライドウその人になるだろう。「ライドウとヤタガラスを倒して、日本に植民地支配されている韓国と台湾を救う話」になるのかもね。
こちらも参照。
kirishimaloda6915.hatenablog.com
ちなみに今回のイメージ写真は、いつもの大正ロマン風『すみっコぐらし』のしろくま、黒猫のぬいぐるみ、パンダの着ぐるみを着た『すみっコぐらし』の「ねこ」と「とかげ」(どちらもYahoo!ショッピングで購入)、キャン★ドゥの背景ボード、あと『すみっコぐらし』と同じSan-xの『はみぱ』のぬいぐるみを使用した。中国ネタだとついパンダにしてしまう。もっとバリエーションが欲しいところだ…。