特別お題「わたしの推し」
「わたしの推し」ねぇ…、このブログ的にはもうただ一つだけだ。私は『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)及び続編の主人公「葛葉ライドウ」を13年間ずっと愛してる!
…しかしそれとは裏腹に見えるだろうが、『超力兵団(Soulless Army)』及び続編、『ライドウ(Raidou)』シリーズの復活にはずっと反対し続けてきた。それはアンチだからでは無く、ライドウを愛するが故、そしてメガテニストであるが故なのだが。そういや「レトロゲーム(PS2も含む)のプレミア化」なんて話題もどこかで見たが、この『ライドウ(Raidou)』シリーズに関してはプレミア化するならそのままにしておいて(特に続編の方はレアらしいが)、復刻は避けて欲しいと願っている。このシリーズ(特に初代)は、何も考えずに気軽に手に取ってプレイしていいものとはとても思えない。
その理由は…、もうね、何度も書くのもあれなのだが、やはり言わなければなるまい。これは特に初代の『超力兵団(Soulless Army)』についてのことになるのだが…。
戦前日本(元号は架空の「大正20年(1931年。史実では昭和6年))」を舞台として、日本と天皇を守護している組織「超國家機関ヤタガラス」を味方としている時点で問題があるが、さらに大正天皇(としか思えない人物)を救ったり、天皇に逆らう者(ナガスネヒコなど)を倒して大日本帝国を救うことを正当化しているシナリオもまた問題である。なぜ問題かと言うと、日本には反天皇制の者も、在日の人も住んでいることと、今の日本は歴史修正(改竄)主義と嫌韓・嫌中(反中とも言う)が蔓延しており、一般人でさえも「ややウヨ化」しているからである。
だいたい、「天皇を救い、天皇に逆らう者を倒す」なんていうのは右翼しか喜ばないのに、それを青少年向けゲームに組み込んでしまうことに問題があるとは思わなかったのか? 「日本には天皇嫌いの人は居ない、天皇を冒涜されたら怒る人しか居ない」とでも思っているのか? それはただの思い込みであり、「天皇を神聖視して称賛すること」を嫌う人も居るのだ。
私はライドウを13年間愛しているが、今の時代にこのシリーズが復活してしまうと、嫌韓・嫌中の右翼やネトウヨに利用されてしまうリスクが高いので、それ故に『ライドウ(Raidou)』シリーズ復刻には反対しているのである。
こちらも参照。