昨日の記事。
kirishimaloda6915.hatenablog.com
ナチス抵抗ストラテジーゲーム『Through the Darkest of Times』(Nintendo Switch他。THQ Nordic Japan)のNintendo Switch版をクリアした話だが、クリア後もまた再挑戦している…。「実績」の欄に記録される重要イベントをやってみたいと思っているのだが、なかなか上手くは行かないもので…。
ちなみにこのゲームのエンディングは、ヒトラーの死とドイツ降伏の一年後に主人公と仲間がカフェで会話を交わし、「今後も平和を守るために戦い続ける」と誓うところで終わるのだが、メッセージ中に「広島と長崎は破壊された」といったものが出てくる場合がある。これは…! 『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)のラストダンジョンで出てくるシーンと同じだ…! そう、『超力兵団(Soulless Army)』のラストダンジョンではこのゲームの将来起こるであろう「広島と長崎への原爆投下」を暗示させるシーンが出てくる(メッセージだけだが)。やはりこの二つのゲームは繋がっているようにしか思えなくなってしまった(そりゃ両者とも現実の過去の歴史を扱っているのだから当然なんだが…)。
前も言ったと思うが、原爆投下は「天皇が戦争を長引かせたこと」が原因であるわけだから、『超力兵団(Soulless Army)』の世界では当然「超國家機関ヤタガラス」(日本と天皇を守護する味方組織。以下ヤタガラス)の責任だし、大正天皇(昭和天皇の父。第七話参照)を護ったライドウの責任でもあろう。それについては何も語られないけど、分かる人間には分かるのだ。そしてヒトラーの命令で数え切れぬほどのユダヤ人が虐殺され、ナチスに抵抗するレジスタンスが殺されたり散々苦しめられたりしたのも、間接的にではあるがヤタガラスとライドウのせいでもある。前も書いた通り「ナチスと大日本帝国は同盟を結んでいた時期があった」のだから…。
そう考えると、『Through the Darkest of Times』の主人公や仲間たちが、時に妨害されたり警察に捕まったりしつつ、苦しい思いで何とかナチスに抵抗しているのを見ると、「ああ、これは間接的にはライドウとヤタガラスのせいだよなぁ…」なんて思ってしまう。もしもこの二つのゲームが繋がっていたとして、日本の敗戦後(戦後は多分ヤタガラスは国家神道と同じように消滅しているのでは…)にライドウはドイツに対して何を思うのだろう。もし、戦後のドイツで『Through the Darkest of Times』の主人公とライドウが対面することがあったとしたら、ライドウは何を語るのか? 「私は日本がナチスと同盟を結んでからも、日本と天皇を護るために戦ってきたが、そのせいでユダヤ人虐殺を止めることが出来ず、さらにナチスに抵抗したあなた方を苦しめてしまったことをお詫びする」と言うのか、それとも「私は日本と天皇を護るために戦っただけだ。ユダヤ人と元レジスタンスには関係の無いことだ」と開き直るのか…。