昨日のBSプレミアムでスティーブン・キング原作の映画『ミザリー』(字幕版)をやっていたので観たけど、凄く面白い! これは四半世紀ぐらい前にレンタルビデオで観たのが最初だなぁ(その後もテレビ放送で観たことがある。その時は吹き替え版)。その頃キング作品の翻訳本(文庫)にハマっていて、キング原作の映画のビデオも何本か観てたのだが、個人的には『ミザリー』がいちばん怖くて面白いと思う(原作はラストが異なるが面白いので読んでみて欲しい)。
この映画の主人公は『ミザリー』という大ヒットシリーズ小説を書いた作家のポール。ポールはこのシリーズはもう完結させて、新たな小説を書こうとしていた。しかしポールは、吹雪の日に自動車事故に遭って死にかける。そして「ポールの一番のファン」を名乗る女・アニーに助けられて一命は取り留める。しかしアニーは『ミザリー』が完結してしまったことに納得が行かず、ポールを家に閉じ込めて無理矢理『ミザリー』の新作を書かせる…、といったストーリー。とにかくアニーが怖い(笑)。
アニーのような、「シリーズ作品が終わってしまうことに納得出来ないファン」は世の中に大勢居るわけだが(小説に限らず)、私の場合は逆で『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2)及び続編について「もうこの二作で完結して良い、三作目やリメイクなどは望まない(むしろ阻止したい)」と常に言ってるようなファンなのでね…。ファンだからと言って必ずしも続編を望む者ばかりでも無い。「ファンなのに何で続編を作らせたくないのだ?」と言われても、それには理由があるわけだし(詳しくはこのブログの過去記事を参照)。