悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』と続編及び『葛葉ライドウ』シリーズの復活を阻止したいと思うメガテニストが書くブログ。ただしライドウは尊いと思っているよ?

先日の記事に少し追記しておきたいのだが…

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(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

昨日の記事。

kirishimaloda6915.hatenablog.com

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(プレイステーション2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)と、セガの『シャイニングフォース・神々の遺産』(メガドライブ。以下『神々の遺産』)との類似点をいくつか紹介したが、他にも類似点があったので追記しておく。

『超力兵団(Soulless Army)』は「昔流行った『おバカな特撮映画(『大魔神』などだろうか?)』のノリで作られた」と言われているのだが、よく考えると『神々の遺産』にも昔流行った特撮ドラマのノリがある。例えば『人造人間キカイダー』『仮面ライダー』あたりだろう。「本来は主人公の兄弟であるカインが洗脳されて敵になってしまう(善と悪の両方の心を持っているような感じがする…)」話や、「敵将バルバザークは、悪の軍師ダークソルによって肉体を改造されている」話は妙にそれっぽい。両作の製作者の年代が近いためなのかも知れない。

また、前も言ったように両方とも「兄弟ロボットが出てくる」共通点があるが、恐らく両作品の製作者には「ロボットアニメ(ガンダムなど)が好き」という共通点もあるのでは無かろうか。

あと『超力兵団(Soulless Army)』には「江戸川乱歩の 『少年探偵団』っぽさを感じる」のだが(「怪人赤マント」は「怪人二十面相」っぽく感じる)、『神々の遺産』の第二章で「サーカスの怪人にさらわれた子どもを助けるためにサーカステントを攻略する」話も、どこか江戸川乱歩の小説を思わせる。実際、乱歩が主に活躍した戦前日本では「見世物小屋やサーカスに、誘拐された子どもが売られる」なんて噂話はよくささやかれていたのだろうし(本当にそんなことがあったかどうかは不明だが)。『超力兵団(Soulless Army)』にはサーカスは無いが「見世物小屋」は存在する。

それから両作品とも「魔法の力で動く人形」が敵として出てくるのも共通している。『超力兵団(Soulless Army)』で言えばラスプーチンが使う「魔トリョーシカ」、『神々の遺産』で言えば魔女ミシャエラが使う「ミシャエラドール」、「パペット」、「ドール」である。

それと、この前の記事で…。

kirishimaloda6915.hatenablog.com

『超力兵団(Soulless Army)』には今ではセンシティブで危うい要素が多いことを指摘したが、もう一つ付け加えると「戦った後で助けるヒロインの名前が『伽耶』であること」もあった。伽耶とは本来は古代朝鮮にあった小国郡のことであり、嫌韓が蔓延る今では嫌われるのかも知れない。さらに言うと、「伽耶を倒した後で保護する」のは「かつての日本が韓国に侵略し、保護するという建前で植民地支配したこと」を現しているようにも思う。

こちらにも書いた。

lucyukan.hatenablog.com