『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(PS2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)の三周目は続けているのだけどさ…、まだ第弐話の途中。なんかこのゲーム、やってるとイライラする…。なんかもう止めたくなってきた…。しかし結局ライドウが好きなものだから…。本当に少しずつしか進めないけど。
ストレスが溜まるのは、ゲームバランスの悪さと操作性の悪さ、戦闘シーンの爽快感の無さが原因だろう。第弐話の中ボスのヨミクグツなんて、まだ前半なのに強すぎ。それにしても、ヨミクグツのうちの一体は機関銃を乱射して来るが、これに当たったら本来なら即死だよな…。なのに多少のダメージだけで済むのは荒唐無稽である。
同時にやっているWii版『シャイニングフォース・神々の遺産』(セガ。オリジナルはメガドライブ。以下『神々の遺産』)でも、「ブローバー」という何となく『超力兵団(Soulless Army)』のトゥルダクに似た骸骨戦士が機関銃らしいものを撃ってくるのだが、余程体力が低いユニットでない限りは即死するようなことは無い。ファンタジーRPGの『神々の遺産』の場合は甲冑に身を固めた戦士・騎士も多いので、機関銃くらいでは死なないだろうと思えるので納得出来るが、『超力兵団(Soulless Army)』の場合は…。
ゲームバランスの悪さなどはまだ我慢出来るとしても、やはり全体的に漂う右翼臭、ゲームの根本にある「天皇ファンタジー」だけは絶対に許しがたいものだ。「大正天皇としか思えない御方を救わされる」第七話が特にね。天皇ファンタジーとは、右翼の人が良く言う「天皇の霊力が日本を守護している」という、だいぶアレな考え方のことね(笑)。
『超力兵団(Soulless Army)』は、はっきり言えばゲームとしてはクソゲーと見なしていい。まあそれでも私は好きなのだけど…。私が好きなゲームの中には、世間的にはクソゲー・無理ゲーと見なされているものも多い気がする…。伝説のクソゲー(笑)・『星をみるひと』のNintendo Switch版は、確かにクソゲーだけど私は嫌いでは無い。
『超力兵団(Soulless Army)』をそのままリマスターしてもユーザーからは不評だろうし(そもそもリマスターしても採算が取れないのは確実)、下手にリメイクなどしたら別物になって反感を買うのは確実なので、アトラスとセガとしても手を出せないのだと推測している。ただ、今のところ復刻されていない本当の理由は「反天皇制の人に目を付けられたら燃やされる(炎上する)から」だというのが私の予測である。さっきも言ったけど、第七話は「大正天皇を救うために命を懸けろ」と、超國家機関ヤタガラスに命じられるという、右翼向けの話だもの。反天皇制の人に目を付けられたらタダじゃすまないだろう…、って、それは私のことだったわ(笑)! 「これが反天皇制の人の目に触れることはまず無いから大丈夫だろう」と当時の製作者は思っていたのか? 残念だったね! そうは行かないんだよ!!
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