悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』と続編及び『葛葉ライドウ』シリーズの復活を阻止したいと思うメガテニストが書くブログ。ただしライドウは尊いと思っているよ?

『タクティクスオウガ』のリメイクが来る…? と噂されるが今のご時世的にヤバくないの? 『ライドウ対超力兵団』の方がもっとヤバいけど(笑)!

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(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

電ファミニコゲーマーより。コメントも付けた。

スクエニが『Tactics Ogre: Reborn』(タクティクスオウガ:リボーン)の商標を国内で出願。SNS上では「HD-2D」のリメイク作と推測する声も

スクウェア・エニックスもリメイクものばかりになった印象だが(ライブ・ア・ライブの件といい…)、オウガバトルの新作だったらいいなあ。

2022/04/08 12:50

『タクティクスオウガ』(スーパーファミコン他。クエスト)の関連作と思われる『Tactics Ogre: Reborn』なる商標が登録されたという話だが、まさか『タクティクスオウガ』の再リメイクか…? と噂されている。リメイク版は既にPSPで出ているが…。

これが『タクティクスオウガ』の二度目のリメイクかどうかは分からないが、もしリメイクだとしたらウクライナで戦争が起きている今のご時世的にヤバくないか? と思ってしまう。だってあれは架空のファンタジー世界とはいえ、ユーゴスラビア紛争がモデルだし、結構リアルな戦争ものだし、拷問、虐殺、処刑、自殺など過激な描写も含まれるし(直接的な描写はなるべく避けてはいるが。PSP版は若干マイルド気味)。以前書いたが『ファミコンウォーズ』のリメイク版(海外のみ)が延期になった話もあったし…。

こちらを参照。

kirishimaloda6915.hatenablog.com

でも『タクティクスオウガ』はいくらかリアルな戦争ものとはいえ、あくまでも架空のファンタジー世界で「差別されている民族が立ち上がる」という話だからマシではある。『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(PS2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)の方が今のご時世的にヤバいので。戦前の日本が舞台なので、いくら「架空の元号の架空の日本です」と言って誤魔化してもダメなんだよ。実在した大日本帝国という国をモデルとしている時点で、どうあってもある程度の政治色は帯びるし、ミリタリー色も出てくるし、侵略ばかりしていた日本の黒歴史から逃れることも出来はしない。しかもゲームのコンセプトが「侵略国家だった頃の大日本帝国の首都を護る(大正天皇も救わなければならない)」だし、『タクティクスオウガ』以上にヤバい内容でしょ…。

『超力兵団(Soulless Army)』の三周目だけど…、まだ第弐話で、やっと「赤マント」を追い詰められそうなところまで来た。しかしやっててもあまり楽しくないなぁ…。ライドウは好きなんだけども…。銀座町に旭日旗と日の丸が掲げられているが、あれは気持ち悪いので止めて欲しい…。1931年当時は確かに掲げられていたのだろうけど、旭日旗と日の丸に嫌な思いを持つ人は多いのだから。リメイク・リマスター・配信等は反対だが、万一やるならあれはカットすべきだ。ナチス時代のドイツが舞台の『Through the Darkest of Times』(Nintendo Switch他。THQ Nordic Japan)でハーケンクロイツが掲げられた町を見るのも同じような感覚であるが、あちらはオプションで非表示にも出来るので親切だし、こちらは『超力兵団(Soulless Army)』とは真逆で体制に従わない方が主人公だし、あくまでリアルなドイツ史をなぞっているゲームなのである程度は受け入れている。

あと銀座町の料亭の外で「あたし人力車は汗臭いから嫌いだしぃ…」みたいなことを言っている、何だか頭の悪そうな女性が居るが、ああいう「女はバカだ」とでも言いたげな表現はよろしくない(ポリコレ的に)。いくら古い時代の話であっても、賢い女性は多いのに。また、遊郭を男目線で美化して描いている点もダメだし、将来の遊郭利用を薦めてくるような男が出てくるのも許せないし(女を買うことを称賛してどうする?)、そもそも未成年のライドウが遊郭に入れてしまうこと自体が良くない。

それとどうしても許せないのは、某「反社会的勢力の男」(いつも銭湯に居る奴。大嫌いなので名前は出さない)とその取り巻きのことを「コワモテだけど本当は良い人」、「あいつは漢だから無差別に人を襲ったりしない」、「自分もあのおじさんみたいになりたい」なんて称賛する人々が居ることだ。このゲームのプレイヤーの中には「反社の奴らに家族や友人を殺されたり傷つけられたりした人も居るかも知れない」、とは想像出来ないのか? 反社なんてただの暴力集団だろ! あんな奴らに憧れちゃいけない! 一般市民すら殺す場合もあるんだぞ? 『龍が如く』(セガ)みたいに、最初から反社の奴らが主役だったりメインキャラだったりするゲームは、買う前にそれが分かるから「反社の奴らは大嫌いだから買わない」選択が出来るのでまだマシだが、『超力兵団(Soulless Army)』の場合は反社の奴らが味方として出てくることはパッケージや宣伝文句に書かれていないし。私が『超力兵団(Soulless Army)』のリメイク等に反対しているのはそういう理由もある。つまり「反社に身内を殺された人もプレイする可能性を考慮せずに反社の人間を美化して描いている上、反社の奴らが出てくることを事前にプレイヤーに知らせていない」という点がダメだってこと。まあ、アトラスもその辺はマズかったと認識出来ているとは思うが…。今のアトラスはセガの子会社だが、セガはパチスロメーカーのサミーとくっついてセガサミーになっているのも何か嫌だな…。だってパチスロの裏には反社が居るとも噂されるし…。