※今回の記事はいろいろな感情が入り混じって興奮した状態で書いていることをご了承あれ。
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(PS2)の三周目は続いている…。今日は第六話をクリアし、ついにあの大問題作・第七話をクリアしたのだが…! やはりあの話は、反天皇制の者として許すわけにはいかない! またアトラスに抗議しておこう。クリアした後、怒りとか悲しみとか、いろいろな感情が湧いてくる…。
第七話クリア直後にこのようにtweetした。
『ライドウ対超力兵団』の第七話が終わったが、反天皇制の者としてこの「右翼ゲーム」に対してアトラスには厳重に抗議したい。大正天皇らしき人物を強制的に救わされる第七話は、天皇崇拝の美化と日本による侵略と植民地支配の正当化だ!#ライドウシリーズのリメイク反対#葛葉ライドウ
— 桐嶋ローダ (@eqtgu) 2022年4月21日
何度も言うように、第七話で問題なのは「大正天皇としか思えない『日本にとって重要な御方』を救うために身を犠牲にして戦え」と超國家機関ヤタガラスに命じられ、逆らうことは出来ず、またクリア後に定吉が言う「超力兵団計画を止めて欲しい」という依頼も断れないこと(メガテンなのにシナリオ分岐が無いとは…)。これは差別制度である天皇制の美化、日本を戦争へと導いた天皇崇拝の称賛、皇軍による侵略戦争の正当化、天皇が最高責任者だった植民地支配(このゲームの時代では日本は台湾と朝鮮を支配していた)の正当化に繋がるし、反天皇制の人や在日の人を傷つけるものだから問題なのだ。
…本当はもっと詳しく書きたいが、このブログでは書きづらいので別のブログで書くことにする。
だが、あと一つだけ気になることを書いておこう。公式設定資料本にはあの重要人物のことを「やんごとなき身分」と書いてあるページがあるが、私が確認した限りでは「やんごとなき」というセリフは見当たらなかった。ヤタガラスの使者も定吉も言っていない。憶測だが、発売前にセリフを差し替え(「やんごとなき」を「重要な御方」としたとか…?)、設定本は差し替え前のものを元にして書かれた可能性がある。「やんごとなき」なんてセリフを出してしまうと、あの人物が大正天皇だとはっきり分かってしまうからヤバいと思って差し替えたとか…? 何しろこの時代背景で「やんごとなき」人物と言えば、天皇しか居ないのだから…。残念ながら、やんごとなきなんて言わなくても、分かる人には分かってしまうのだよ…。