昨日の記事。
kirishimaloda6915.hatenablog.com
『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(PS2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)の大問題作・第七話をクリアしたが、今でも怒りとか悲しみとか色々な感情が湧いてきて引きずっている…。ゲーム自体はまだ続けていて、第八話の途中。すぐ飽きるのであまり進めない。また、第八話のモブキャラのセリフは下ネタばかりでうんざりするわ…。下ネタを見たくも無いのに見せられるのはセクハラだから止めろ。
昨日、第七話が終わった後すぐにWii版『シャイニングフォース・神々の遺産』(セガ。オリジナルはメガドライブ。以下『神々の遺産』)をやったのだが、主人公に「なるみ」という名前を付けたことと、丁度「船を手に入れるために船着き場でバルバザーク将軍と戦うシーン」だったので、バルバザークとその部下を海軍兵に見立てて「鳴海に怪我をさせた海軍兵と、それを黙認するヤタガラスの使者」に対する意趣返しだと思って「なるみ」には大暴れしてもらった(笑)。「海軍兵め、みんな死ね! ヤタガラスの使者もだ!」と心の中で叫んでいた…。やはり『神々の遺産』もやってて良かった。
『超力兵団(Soulless Army)』の第八話で鳴海が「国を憂う一人の軍人が居た…」などと言ったり、第七話で天皇を救ったことを褒めたたえて「君は大日本帝国の誇りだ」とか言う軍人が居るのは、若者に愛国心を植え付けようとしているみたいで非常にイライラする…。いくら古い時代の話であっても、愛国心を持つことを称賛するようなセリフは若者に悪影響があるので、入れないで欲しい。それに日本がかつてやった戦争に対する反省も感じられない。やはりこれは右翼ゲームだな…。それと鳴海が「己の目で何が悪なのかを確かめろ」と言うが、そもそもこの時代の日本で一番の悪は差別制度の天皇制と、軍の大元帥である大正天皇、そしてそれを護る超國家機関ヤタガラス(以下ヤタガラス)だろうが! それにこのゲームはシナリオ分岐も無くヤタガラスに従うことしか出来ないのに、「己の目で確かめろ」なんてよく言うよ!
そしてもう一つ言いたいのは、大日本帝国による支配で苦しんでいる韓国人(朝鮮人)、台湾人のことを少しでも考えろ! ということ。製作者はそれについて何も考えていないとしか思えなかった。日本の愛国者のせいで苦しむ韓国人、台湾人が大勢居るんだってことはゲーム上では全く明かされないからだ。
『ライドウ』シリーズの新作など望まないが(リメイクもリマスターも反対)、「こういう『ライドウ』シリーズの新作なら見たい」というのはある。まず、キャラデザは金子一馬氏でなきゃダメ(公式だろうともそれ以外の人が描いたものは認めない。私も二次創作作家だけど)。そしてこういうストーリーがいいなぁ…。
ライドウはヤタガラスから「朝鮮の首都を悪魔から護れ」という使命を受けて朝鮮へ渡る。だが、そこで朝鮮人たちが日本兵によって差別されて苦しめられているのを目撃した。己の行いが朝鮮人たちを苦しめていたことを知って後悔したライドウは、ヤタガラスを裏切って大正天皇を倒し、天皇制とヤタガラスを滅ぼして朝鮮人たちを救うことを決意した…。
ちなみに朝鮮では無く台湾でも可。…こんなゲームは右翼が抗議するから、出せないよなぁ…。キリスト教の神までボスキャラにするメガテンでさえ、天皇は敵にしないんだな…。
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