悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』と続編及び『葛葉ライドウ』シリーズの復活を阻止したいと思うメガテニストが書くブログ。ただしライドウは尊いと思っているよ?

『ライドウ対超力兵団』の第七話の問題をもっと言いたいので言う! 本日のTwitter傑作選もどうぞ

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(PS2)の三周目はまだ続いている…。第八話の途中だが、ここで訪れることになる「和電イ号基」(私は「ヒルコタワー」と呼んでいる)は実にグロテスクで気持ちの悪い塔で…。あー、キモいったらありゃしない。突入前にゴウトが「見ろ、あの禍々しい外見を!」と言うのだが、このセリフ…、『シャイニングフォース・神々の遺産』(セガ。メガドライブ。以下『神々の遺産』)の第七章で「古えの塔」に突入する際に軍師ノーバが言う「なんと禍々しい塔でしょう」とそっくりだな…(笑)。しかもどちらも「謎の塔に登り頂上に居る敵と会う」話だという共通点がある。

塔に突入する際に「ヨミクグツ」三体と戦うのだが、ここでどうやら操作ミスをしたらしく、ゲームオーバーになってしまった…。ゲームオーバー画面はムカつくので即リセットしてやり直し(あんなムカつくのは入れないで欲しい)、二度目の挑戦で撃破したが、前も言ったようにここは『神々の遺産』第八章で「コロッサス」に襲われるシーンとよく似ている。

こちらを参照。

kirishimaloda6915.hatenablog.com

ヒルコタワー内部で「ヒルコ」が道を塞いでいるところが二か所あり、これを撃破しようとすると「排除しますか?」というメッセージが出るが、これも意味深だなぁ…。ヒルコは本来は『古事記』に出てくる「イザナキとイザナミの最初の子ども」であり、「障害児だったために海に捨てられてしまった」神である。これを鑑みると、何となくだが「障害者を排除する」ような意味合いも感じられるが…。何しろこのゲームのヒルコは「赤い球体に顔があって、人間の手が四本も生えている(足は生えていない)」という実に禍々しい「奇形の」悪魔だから…(見ようによっては「キモ可愛い」…のか?)。こういう「奇形」表現も今では規制がかかる可能性がある。「障害者差別を助長する恐れがある」として。

…第七話のことはまだ引きずっているので、もう少し吐き出しておこう。ヤタガラスの使者が「大正天皇にかけられた呪いを引き受けよ」と言った時「いいえ」と答えると「あなたに否という権利はありません。しかし準備が整うまで無理強いはしません」と言うのだが、呪いを引き受けて敵を倒さない限りはクリア出来ないのだから、実質的には無理強いしているんだよ! 「嫌と言う権利は無い」とは実に怖ろしい。特に反天皇制の者(私がそう)にとっては苦痛でしかない。たとえ昔の日本の話であっても、プレイヤーは戦後の現代人なんだし、反天皇制の人もプレイする可能性は全く考慮せずに作った話だとしか思えない。

前も言ったけど、天皇を救うことを強要するのは要するに「神の子孫・天皇が日本を護っているのだから、命懸けで救わなければ日本が滅びる」という右翼向けの天皇ファンタジーを取り込んでいる証拠に他ならないだろう。しかし天皇ファンタジーは一種の陰謀論であり、有害なものだ。

こちらも参照。

lucyukan.hatenablog.com

本日のTwitter傑作選。

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