悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』と続編及び『葛葉ライドウ』シリーズの復活を阻止したいと思うメガテニストが書くブログ。ただしライドウは尊いと思っているよ?

やはり『ライドウ対超力兵団』の将来は「陸軍と海軍が手を組むことになる」のだろうからね…。海軍善玉論なんて嘘だよ…

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(PS2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)の三周目だが、ようやくラスダンで「ミシャグジさま」との再戦が終了したので、あとはラスボスのみとなった。しかしその前に準備があるため、まだ続きそうだ…。

第拾弐話で、霞台や晴海町に居る軍人たちの話からすると、今のところ陸軍と海軍は仲が悪いのだが、将来は「海軍と陸軍が協力するようになる」のではないか? と思える。このゲームではなぜか「大正天皇は海軍しか指揮していない」ことになっているのだが(第七話参照。史実では陸海軍の大元帥)、陸軍大将の宗像が死んだ後、天皇は陸軍も掌握するのでは? と考えている。

だがそうなると、ゲーム上の将来起こるであろう陸軍の戦争責任も、天皇守護組織「超國家機関ヤタガラス」(以下ヤタガラス) が負うことになるし、ヤタガラスに仕えるライドウもまた、その戦争責任は負わなくてはならない。

それと霞台の陸軍軍人が「あの宗像さんが帝都破壊計画など…、きっと何者かが宗像さんに成り代わっていたんだ…、そうでなければ我々は救われない…」みたいなことを言っているのだが、どうも引っ掛かるセリフだ。実際に宗像は国津神・スクナヒコナに憑依されていたわけだが、このセリフには「誇り高き日本の軍人が民間人の虐殺などするはずが無い…。悪魔に憑りつかれていたってことにしたい…」という、製作者の願望みたいなものも含まれているのではないか、と思っている。

実際、史実ではこのゲームより後の時代に「南京大虐殺」が起こるし、731部隊で残酷な人体実験をしたのは陸軍の奴らだし、さらに未来では沖縄戦で「市民に集団自決を迫った」のもまた日本の軍人なので…。やはり日本軍人は残酷だった。それを認めたくない人が『超力兵団(Soulless Army)』の製作者に居ると見ている。そうでなければ、宗像のような「本来は愛国心が強く誇り高かったが、悪魔に憑りつかれて残酷になった軍人」というキャラクターは作らないと思うし。日本軍人が残酷だったと認められる人ならば、わざわざ宗像を「悪魔に憑りつかれた」設定にすることはなく、「最初から残酷だった」設定にしていただろう。

それと、このゲームは明らかに「海軍善玉論」を下敷きにして作られていると思う。つまり「陸軍は悪者、海軍は正義の味方だった」という説。しかしこれも一面的な見方でしかない。女性を蹂躙する施設「慰安所」を最初に作ったのは海軍なのだから、やはり海軍も悪者だよ。その海軍の味方をするのは、結局は戦争賛美、「慰安所」賛美になってしまう。

 

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