悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』と続編及び『葛葉ライドウ』シリーズの復活を阻止したいと思うメガテニストが書くブログ。ただしライドウは尊いと思っているよ?

『ライドウ対超力兵団』の未来は「大日本帝国の崩壊」であることは確定している…、そして、それは天皇を守護しているライドウの責任なのだが?

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(PS2)の三周目は続いているが、まだクリアはしていない。

今回は、最終話で見たモブキャラのセリフについての話。銀座町に居る陸軍兵が「護国のために編成された陸軍が世の秩序を乱す計画に加担したとは…」と言うのだが、そもそも「護国」って言葉自体が気持ち悪い。ライドウがやっていることも結局は護国なんだが、「日本を護ることは、このゲームの時代に日本に支配されている朝鮮や台湾の人を苦しめることである」事実には一切触れようともしない…。また、「反天皇制の者は日本の秩序を乱す者」として逮捕・処刑された事実もあるが、それについても触れられることも無いし、朝鮮や台湾では抗日部隊が「秩序を乱す者」として日本に弾圧されている事実すら触れられない…。

さらにこの陸軍兵は「一生をかけてでも償う…」なんて言っているが、実に嘘くさい。こいつは戦後に「日本の侵略で苦しんだアジアの人すべてにお詫びして、一生かけて償う」なんて絶対に言わないだろう。「日本の被害」しか目に入っていないとしか思えないから。

また、同じく銀座町の老人は「戦争の道具が我々から奪っていくものは大きい。しかしそのたびに新しく前よりも大きくて強いものを創る…」などと言うのだが、このセリフの意味するところは何か。「日本は後に新たな戦争のための大きな道具を作る」、という意味か? このゲームの時代背景ではそのようにしか解釈出来ない。製作者としては「戦争を乗り越えた日本人が平和のために大きくて新しいものを作ってきたのだから、希望を持て」という意味で入れたのだと思うが…。

しかしあえて苛烈なことを言うが、このゲームの未来には絶望しか無い。ライドウが日本と天皇を守護したことが原因で、天皇(その頃にはヒロヒトか?)は戦争を始め、帝都は空襲で焼き尽くされ、原爆が落ち、沖縄戦も起き、大日本帝国は崩壊する。それはもう確定していること。大日本帝国が日本国に生まれ変わった後に希望はあるが、しかしそこに到達するには数え切れないほどの犠牲がある…。日本とアジアだけでは無く、世界中で。

帝都守護を使命とするライドウにとっては、このゲームの未来は「敗北」であるのだが、だが私の解釈では「ライドウは初めからそれを理解した上で帝都守護をしている」のだと思っている。天皇と超國家機関ヤタガラス(以下ヤタガラス)を保持していれば、やがて日本は自ら崩壊してしまうのだから、それを狙っている…。ライドウの真の目的は「大日本帝国とヤタガラスの崩壊」だったのだと解釈している。

こちらでも書いた。

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