『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(PS2)の世界観は戦前の日本で、さらに神道がベースにあるために天皇家との結びつきが強い。そしてグロテスクである。しかしその表面的なイメージを取り払って中身だけ見ると、案外「よくあるファンタジーRPG」と大差無いことが分かる。「特別な力を持つ選ばれし者が、さらわれたヒロインを救い、巨悪を倒して国を救う」話自体、『ドラゴンクエスト』(スクウェア・エニックス)などでも既にやっていることだし。
むしろこのゲームの話は架空のファンタジー世界でやるべきだった。それを「侵略国家であった大日本帝国」でやってしまうから「天皇を頂く日本は神の国だと言い張って、アジア侵略ばかりしていた頃の日本を美化している」ゲームと見られてしまうのよ。
もしもこのゲームの舞台がファンタジーであれば、主人公は特別な血を引く勇者で、さらわれたお姫様を救いに行ったり、呪われた王様を助けたりして、最後は巨大ロボットを倒して世界を救うようなゲームであっただろうが、その方が「昔の日本の悪いところを覆い隠して美化するゲーム」とは言われないだろう。日本ではファンタジーRPGが圧倒的に多く、大日本帝国が舞台のものはあまり見られないのはそれが理由だと思う。昔の日本を救う話は一部ユーザーから文句を言われるからヤバいって分かっているから。
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