悪魔ハンター桐嶋ローダVS八咫烏

PS2ソフト『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』と続編及び『葛葉ライドウ』シリーズの復活を阻止したいと思うメガテニストが書くブログ。ただしライドウは尊いと思っているよ?

「日本が侵略された」という設定が好きなクリエイターが多いってこと? 『ライドウ対超力兵団』はある意味では逆だが…

(※画像は筆者の『すみっコぐらし』ぬいぐるみコレクションなど。イメージです)

電ファミニコゲーマーより。コメントも付けた。

侵略された封建制の日本を忍者として駆け巡るダークな新作オンラインアクションゲームが発表。『ウィッチャー3』や『サイバーパンク2077』に携わったクリエイターがUE5で開発

「侵略された日本」とかいう設定好きな奴多いよねぇ。実際は日本の方が侵略していたのにね。

2022/07/29 14:55

Dark Passengeが「タイトル未定」のオンラインアクションゲームを発表していたが、その内容が「封建制の日本に現れた侵略者と戦う」というものらしい。そもそも何が侵略してきたのかよく分からないのだが…。

それにしても、こういう「侵略された日本」とかいう設定が好きな人居るよね…。前に紹介した『昭和米国物語』は逆で、日本がアメリカを(文化的に)侵略したって設定だったが。

こちらを参照。

kirishimaloda6915.hatenablog.com

しかし、現実の日本は「侵略する側」だったことが多いのだけどね。特に明治から昭和にかけてね。「八紘一宇」を掲げてアジア侵略していたんだよ。

『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(PS2)は「日本を破壊しようとする者たちと戦う」話であるが、ここで言う破壊者は「侵略者」ではなく「侵略者(天津神)に追放された土着の神(国津神)」である(そして主人公はその侵略者側の味方)。そういう意味では真逆とは言えるが、しかし製作者の心情的には「外部から侵略して日本を破壊しようとする者と戦う」話として作っているんだろうな…、と思う。

ただ、「このゲームの時代の日本はアジアを侵略していた」という事実を描かないのはアンフェアだと思う。また、敵将の陸軍軍人・宗像が「敵国(アメリカと思われる)に無敵の部隊を送る」計画を立てているところから察するに、製作者の歴史観では「アメリカが一方的に日本に侵略してきた」ことになっているように思う。実際は日本が戦争さえ始めなければ、戦後日本がアメリカの占領地になることも無かったんだが…。