右翼の一部は「女性天皇になると日本が滅びるから、天皇は男でなくてはならない」などという妄想をばらまく者が居るらしいが、はっきり言って荒唐無稽である。
ただ『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(PS2)の世界だと、「天孫降臨」が現実になっていたり、神武天皇が実在したことになっているため、「女性天皇では日本が滅ぶ」という作り話も本当になっている可能性はあると見ている。たとえそうでなかったとしても、天皇守護の超國家機関ヤタガラスの思想ではそうなっているかも知れない。
このゲームが危ういのはそういう「右翼の妄想が現実化している恐れがあるところ」だぞ。メガテンだから「神も悪魔も実在すること」になってしまう上に「神の国」だった時代の日本が舞台なわけだからね…。リメイク等に反対しているのもそのあたりの問題であり、大正ロマン云々のことでは無い。