昨日のBSプレミアムでやっていた、伊藤野枝の生涯を描くドラマシリーズ(全三回)『風よあらしよ』の最終回を観たけど…(一話、二話も視聴済み)。良かった! 最後は泣けてくる…。伊藤野枝と大杉栄の最期は既に知っているのだけど…。
もし関東大震災が無かったとしたら、彼女らは殺されなかったとは思うが…。関東大震災が無かった設定の『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団(Devil Summoner: Raidou Kuzunoha vs.the Soulless Army)』(PS2。以下『超力兵団(Soulless Army)』)の世界では、あの二人はどこかで生きているのだろうか。
しかし、たとえ震災が無かったとしても、彼女らが殺される運命は避けられないのかも知れない。大杉栄のようなアナーキストは常に当局から目を付けられていたし、野枝のようなフェミニスト女性も目の敵にされていたことは間違いないから…。
『超力兵団(Soulless Army)』の場合、ライドウは天皇家と帝都の治安を護る立場だから、大杉と野枝とは対立することになるだろう。
それと「関東大震災が無かった」設定にはむしろ悪意を感じる…、ということは以前から言ってきたのだが、いずれは本家「ろーだいありー」の「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」でまとめて書くつもりである。