この記事は、本家「ろーだいありー」で連載している「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?』」シリーズの概要を案内するものである。このシリーズ記事は、『デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団』(アトラスのプレイステーション2ソフト。以下『超力兵団』)に登場する架空の組織「超國家機関ヤタガラス」(以下ヤタガラス)はとても怖ろしい存在だ、ということの解説と、『超力兵団』そのものの問題点を書き出していくことをコンセプトとしたものである。
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シリーズ記事「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」・第一回目 - ろーだいありー
・記念すべき第一回目。2017年8月26日公開(その後修正済み)。「ヤタガラスとは何か? 『超力兵団』とは何か?」と題した。『超力兵団』の概要と、「ヤタガラス」とは何かを簡単に説明するのがメインとなっている。
シリーズ記事「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」・第二回目 - ろーだいありー
・第二回目。2017年10月29日公開(その後修正済み)。「『第七話・呪われた探偵』というシナリオの怖ろしさを検証する」と題したシリーズの第一回目である。この『超力兵団』でもっとも怖ろしく、非常に問題があると思っているシナリオ「第七話・呪われた探偵」の概要を簡単に説明している。
シリーズ記事「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」・第三回目 - ろーだいありー
・第三回目。2018年1月3日公開(その後修正済み)。「『第七話・呪われた探偵』というシナリオの怖ろしさを検証する」と題したシリーズの第二回目。ここでは第七話の問題点をさらに深く読み解いていくが、特に重要なのは「ヤタガラスの使者」という登場人物(女性)のセリフについてである。これを詳しく解説した。特に「彼女が、主人公・ライドウに言った、ある言葉」があまりにもおぞましいのだが…。
シリーズ記事「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」・第四回目 - ろーだいありー
・第四回目。2018年4月20日公開(その後修正済み)。「『第七話・呪われた探偵』というシナリオの怖ろしさを検証する」と題したシリーズの第三回目。ここでは「川野定吉」という登場人物(海軍軍人)が言う、第七話でのセリフに注目した。この人物のセリフも第七話、及びヤタガラスの怖ろしさを理解するのに重要である。第七話と、かつて存在した副教材『心のノート』との類似点にも触れた。2022年になってから『心のノート』現物が入手出来たため、一部改訂して参考文献も追加している。
シリーズ記事「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」・第五回目 - ろーだいありー
・第五回目。2018年5月22日公開(その後修正済み)。「『第七話・呪われた探偵』というシナリオの怖ろしさを検証する」と題したシリーズの最終回。ここでは総括として「第七話のどこが怖ろしいのか」を一つずつ詳しく解説した。それから、第七話をプレイして思ったことも綴っている。
シリーズ記事「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」・第六回目 - ろーだいありー
・第六回目。2018年8月14日公開(その後修正済み)。「『第伍話・地底参佰米の対決』に見るこのゲームの歴史観と、『新しい歴史教科書』との符合点」と題し、第七話より遡って「第伍話・地底参佰米の対決」(現代語では「地底三百メートルの対決」となる)の解説を試みている。この話では、『超力兵団』の歴史観(独自に「ヤタガラス史観」と呼ぶ。『古事記』と『日本書紀』が現実となっている歴史観)が理解出来る話の一つであり、その歴史観の危険性と、『市版本 新しい歴史教科書』(「新しい歴史教科書をつくる会」が発行した歴史教科書)との符号点を解説している。
シリーズ記事「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」・第七回目 - ろーだいありー
・第七回目。2018年10月14日公開(その後修正済み)。「『第八話・鉄塔の悪魔』の問題点と、植民地支配の描き方、『新しい歴史教科書』との符合点、明治礼賛ブームの危機感など」と題し、「第八話・鉄塔の悪魔」の問題点を解説した。この話では、『超力兵団』の世界では『古事記』と『日本書紀』が現実とされていることがより深く理解可能であり、その中でも特に「神武東征」が強調されていることも分かるが、それが非常に危険なものであること、『市版本 新しい歴史教科書』との符号点があることを解説してみた。他に、このゲームでは「植民地支配」が描かれないことの問題、そして近年起こった「明治礼賛ブーム」の危うさなども併せて解説している。2022年になってから参考文献を一部追加した。
シリーズ記事「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」・第八回目 - ろーだいありー
・第八回目。2018年11月14日公開(その後修正済み)。「『第拾話・帝都炎上!』に見る歴史認識問題・戦後責任問題・歴史捏造主義」と題し、「第拾話・帝都炎上!」の問題点を解説した。この話は、「鳴海」(ライドウの上司である探偵の男)のセリフには非常に問題があること、が特に重要である。また、敵の「アラハバキ」が言うことと、『市販本 新しい公民教科書』(「新しい歴史教科書をつくる会」が発行した公民教科書)とは奇妙な符号点があることも解説している。この第八回目は参考文献からの引用が多く、公開後も引用文を追加したりと、最初に公開したものと最新のものは大幅に異なるのが特徴。
シリーズ記事「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」・第九回目 - ろーだいありー
・第九回目。2020年5月13日公開(その後修正済み)。前回より約一年半後の公開となった。「第拾壱話の問題点と、最終話のリプレイ」と題し、「第拾壱話・宇宙への挑戦」の問題点の解説、及び「第拾弐話・人の想い 心の絆」(最終話)を実際にプレイした時の記録を元にしたリプレイを掲載した。また、第拾弐話で発生するイベントについての簡単な解説も行っている。最終話にも問題が多いが、それの詳しい解説は次回以降とした。
シリーズ記事「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」・第十回目 - ろーだいありー
・第十回目。2020年10月27日公開(その後修正済み)。「この世界の未来が『真・女神転生』に繋がるとは到底思えない」と題した。第拾弐話では、このゲームの未来が『真・女神転生』及び『真・女神転生II』と繋がると示唆されているが、あまりにも矛盾が多いのでそれを否定し、私が独自に考えた未来予想図、及びライドウ・ゴウト・鳴海・伽耶に憑きし者の正体についての独自論を展開した。この記事はどうしても、ライドウも出てくる『真・女神転生3ノクターン HDリマスター』(PS4、Nintendo Switch)の発売前に公開したかったので、取り急いで書いたということはある。
シリーズ記事「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」・第十一回目 - ろーだいありー
・第十一回目。2021年4月29日公開(その後修正済み)。第拾弐話を読み解く企画の第二弾。今回のテーマは「『伽耶を救う』に隠されたメッセージを読み解く」。第拾弐話で、「伽耶(正確には「伽耶に憑きし者」)と戦って倒し、その後保護する」のは、実は「韓国併合を正当化する」という意図が隠されているのでは? といったことを解説した。他に伽耶の叔父「清」の名前に隠された意図、第拾話のスクナヒコナは実は「韓神」かも知れない説、ラストダンジョン「アカラナ回廊」は「アカラ回廊」説、伽耶に憑きし者の正体は未来から来た韓国人説、なども書いた。これは、『真・女神転生3ノクターン HDリマスター』のSteam版が発売される前にどうしても公開したいと思っていた記事である。
シリーズ記事「『超國家機関ヤタガラス』はなぜ怖ろしいのか?」・第十二回目 - ろーだいありー
・第十二回目。2021年11月8日更新(その後修正済み)。第拾弐話を読み解く企画の第三弾。今回のテーマは「『大日本帝国を救う』とは、日本に植民地支配されている韓国と台湾を苦しめることだ」。ライドウが帝都を救うのは「大日本帝国『だけ』を救うことであり、1931年当時の日本に支配されている台湾人と韓国人は救わない」ことだ、と説いた。また初代『ドラゴンクエスト』、初代『ファイナルファンタジー』、『タクティクスオウガ』、『ファイナルファンタジーVI』、『シャイニングフォース・神々の遺産』、『Through the Darkest of Times』といった他のゲームとの関連性も指摘している。この記事は『真・女神転生V』が発売される前にどうしても公開したいと思っていた。